ライブTシャツをトートバッグにリメイク!

 「Love-tune Live 2017」で販売されたグッズTシャツを使って、昨年11月にトートバッグを製作。そのときTwitterのモーメントにまとめたものの、ちゃんと制作過程をブログに記しておこう思い2ヶ月下書きを放置してましたが今日こそは書きます。画像多めです!

 

 バンドだったり舞台だったり、たくさんTシャツを持ってて一度はやってみたかったトートバックへのリメイク。美勇人くんのデザインしたTシャツを毎日着ることはできないけど、トートバッグなら日常的に使えるかなと。

 完成品はこんな感じ。
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ユザワヤで購入した材料

・裏地(内側の布)→110センチ×50センチ 700円
 伸縮性のない、帆布のような分厚い生地がおすすめ。今回わたしは1メートル1400円の生地を50センチで買ったので700円。余りでA5サイズ程度のポケットを2つ作った。

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・持ち手→黒の合皮(46センチ)
 身長156センチが持って肩にもかけられる、床にもギリつかない長さ。

・接着芯
 ライブTシャツは薄く伸縮性の生地が多いので、接着芯を貼ると作業がしやすく、使うにも長く使いやすくなると思う。今回は厚手のものをTシャツの裏面に貼った。

 

買えばよかった

・装飾品
 今回なにも用意してなくてしくじったんだけど、Tシャツの前がロゴのみのシンプルなものだから、スパンコールやリボン、ワッペン、レース、などなどを付けると可愛かったかな~と思った。計画性がない。せっかちだから「また買いに行って来週完成させよう」という気持ちがない。スパンコールくらいまた付ければいいじゃん!(適当) 今はやりのフェイクファーでポケットつけたらかわいかったかな~。

 

用意するもの

 ・ミシン(糸は白、紺、黒を使用)
・まち針と縫い針
チャコペン
・裁ちばさみ
いい感じの大きさの紙袋 ←型紙に使うよ

 

つくりかた

1、型紙をつくる

 Tシャツに合わせながら、いい感じの大きさの紙袋を解体して型紙にする。

赤線を切断して
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開くと2枚の型紙になる。
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 紙袋がなければ採寸してこういう形の型紙を作ればなんとかなる。足りない長さはコピー用紙などを切り貼りして足す。
 1枚は外側(Tシャツの布地)に当てる用、もう1枚は内側用にする。

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 ↑の感じで表のTシャツ生地を内側に折り返したかったので、内側の型紙は縦を4センチ程度短くつくりました。外側用の型紙を折り曲げて、「このくらい折り返したら可愛いかな~」という適当な長さ。

 

2、Tシャツを切る

 縫い目ギリッギリのところを攻めて裁断し、2枚の布にする。 タグを有効活用するので、きれいに糸を解いて外しておく。
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CALLの方もついでに取った。
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 裁断するとこんな感じ。袖は使いませんでした。

 

3、接着芯を貼る

 接着芯を型紙より大きめに切り、裁断したTシャツの裏面にアイロンで貼っていく。胸側、背中側どちらにも。
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4、型紙に合わせてチャコペンで線を引く

接着芯の上に型紙を重ねて、チャコペンで縁取る。超見づらいけどピンクの線です……。
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5、ふたたび裁断

 引いた線より1センチくらいのところを裁断する。

 

6、内側用の布も型紙に合わせて線を引く→裁断

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 Tシャツは前身頃と後見頃で2枚の布になってしまうけど、内側の布は1枚になるようにする。そのほうが多分頑丈。

 

◎番外編・ポケットを作る

 iPadiPhoneを入れるポケットがほしかったので余りの布で作ることにする。
 適当な大きさに切って、端を折ってぐるっと縫ってから*1くっつける。
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↑ポケットの元。ひっくりかえして、|_|ポケットの口を開けて縫う。iPhone用の方は、半分くらいの場所を縦にも縫って、小さいポケットが2つある感じにした。|_|_|こんな感じ。
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 手前がiPad用。でかい。

 

7、口の部分を繋げる

 表の布と内側の布を繋げる。
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 全体が縫い終わったらひっくり返すための返し口を作らないといけないので、1枚だけ真ん中あたりを縫わずに10センチくらい開けておく。私はポケットがついてない側(ロゴだけが入ってる方)に返し口を作ったけど画像がない。

 

8、タグをつける位置を決めて縫い付ける

 縦のラインを縫うときにタグを巻き込んで縫うから、適当に手縫いする。ハサミを入れた線ではなくてチャコペンで引いた仕上がりの線から飛び出るようにしないと失敗するので注意。どのくらい顔を出せば可愛いかの悩みどころ。
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 このへんかなーと決まったら↓↓

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 手で縫う。手で縫った糸も外から見えないように、縫いしろの部分に縫い付けるようにする。

 

9、縦を縫う

 今1枚の長い布状態になっているのを半分に折って、縫っていく。
 写真がなかった……ピンクの線。
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10、底を縫う

 Tシャツ生地の底(上の画像オレンジ)も縫う。

 

11、マチの部分を縫う

 ◇こんな感じでマチ部分が空いているはず。そこを縦に潰すと、横一直線になるはず。縫う。内側も、
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 外側も。おかしなところから布が出てるのは私のミス。
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12、ひっくり返す

 表の布が内側に侵入してくるラインを調整。内側の布が短いので、底をちゃんと合わせる。
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13、返し口を手で縫う

 上の部分が歪になってて、手縫いしたところ。
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14、入り口にステッチを入れる 

 基本的にミシン糸を外側の布→紺、内側の布→白で縫ってきたんだけど、ステッチは黒で。持ち手に合わせるのと締まる感じがするよ*2
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15、持ち手を付ける

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 左右対称かつ表裏対称につけるのに非常に苦労する。頑張るしかない。
 ちなみに、持ち手の合皮にはあらかじめ穴が開いているものが多いので、表裏はその穴を合わせるかんじ。
 縫い方は×になるように縫いました。何回も何回も何回も縫う。

 

完成!!!
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反省点

・手書きロゴの下が寂しかった。襟首のすぐ下にロゴがある関係上、ロゴの上に布をあまり取れないことにもっと早く気づけ。
・型紙をミスって下が長かった。マチをもっと広く取ればよかった。10センチくらいがよかった~~早く気づけ。ポケットつける前に気づけ。

 

 背面のデザインが意外と大きかったことでどうしたものかと思ったけれど、A4がばっちり入るし、うちわも入る大きさに仕上がったので現場に行くには良い大きさかも?

 また作る機会があれば見返すかなあこの記事……ブログにするならもうちょっとちゃんと写真撮らなきゃだめだ。笑

 

 

 

 

*1:一回折り曲げるだけで縫い付けてもいいんだけど、糸が出るのがイヤでガンガン縫った。結果ぶあつくなる。

*2:まぁイケるかなと思って最初紺でやったんだけど、青っぽい紺だったからすさまじく微妙だったから無理やり重ねました。

Love-tuneが歌に込める「言霊」

 2018年1月現在、Love-tuneのオリジナル曲は3つ*1ある。

 2016年9月 舞台「DREAM BOYS」で披露された「CALL」
 2017年9月 舞台「Johnny's You&Me IsLAND」で披露された「烈火」
 2017年10月 初の単独ライブ「Love-tune Live 2017」で披露された「This is Love Song」

 3曲どれもが、Love-tuneの武器【バンド×ダンス】を存分に生かしたパフォーマンスになっている。巧みにバンドとダンスを行き来する「CALL」に、1番2番をバンドとダンスで分ける構成にしている「烈火」「This is Love Song」は、フル尺でないと120%の魅力が発揮できていない!完成とは言えない!と勝手に思っているほど。

 バンドとダンスだけじゃない。センターに誰を置くかで雰囲気をガラリと変えることができ、アクロバット和楽器も取り入れられるLove-tuneは武器、手札をたくさん持っている。そこにいつも驚かされるし、びっくり箱のように何が出てくるかわからない面白さがすごくある。

 私がLove-tuneを見ていてすごいな~と感心してしまうのはそんなパフォーマンスの目新しさもあるけど、オリジナル曲の歌詞の素晴らしさにも特筆すべきところがあると思っていて。曲もめちゃくちゃいい、でも専門知識も語彙力もないので今回そこは置いといて、歌詞についてあれこれ書きたいと思う。


 ジャニーズと言えば、やっぱり「アイドル」。

 アイドルソングと言ったら、個人的には「君と僕が出てきて恋をしたり恋に落ちたりハッピーでキラキラっとした光に満ちたようなもの」が王道かと思う。

 ちょっと何を言っているかわからない時々トンチキで不思議な歌詞はジャニーズっぽい。ジャニーズっぽい曲って、あるよね。不思議と。

 だから、最初「CALL」を聴いたときは本当に驚いた。

 ダダッダッダッダ ダダッダッダッダ……な癖になるイントロは、ギタリストさなぴとベーシスト美勇人くんの背中合わせから始まるパターンが多い。つまりバンド始まり。ロックな激しさを爆発させる中で、英詞を繰り返しながらバンドメンバーは楽器を置き、萩ちゃんが歌いだす。

I'd like to make it 結果でしょ? どうせ
空回るほど 何で? lose control
いつだって make it better!!
そんなんで平気? shut up!!
I don't wanna I don't wanna I don't wanna fuss
この目で全てを確かめたい

Love-tune「CALL」 - あいはめぐる

 この部分を意訳していくと、「なんとかしたい」「結果でしょ?どうせ」「空回るほど、なぜかコントロールを失う」「いつだって良くしようとしてる(=努力してる)」「そんなんで平気?」「うるさい!」「ドタバタ大騒ぎしたくない!」「この目で全てを確かめたい」と、まるで彼らの叫びかのような言葉が並ぶ。

 そして続く、謙ちゃんのソロ。

Yes, I hate it and I'm scared(そうだ、俺は嫌だし、怖い)
流れゆく時の中
埋もれてく様な My life(俺の人生)
まるでホラー
like a walking dead(まるで歩く死人)
Get up(起きろ) Stand up(立て)
生きるのさ

「この歌詞をジャニーズが歌うってすごい、革命的!」と率直に思った。

 クレジットを見ればわかるけれど詞は彼らの作ではない。でもこの歌詞は彼らの経験した葛藤や戦い、集った7人でこれから歩む道への決意が直接込められたんじゃないかと思えるほどLove-tuneにぴたりと重なる歌詞だと思う。

 「CALL」はLove-tuneにとって初めてのオリジナル曲で、オリジナル曲をもらうことすら初めてのメンバーがほとんど(かな?)。そんな中で彼らは「先輩たちの曲にもない曲を!」と求めたそうだ。自分たちの個性、Love-tuneらしさ」を追求しようという強い意志はその歌詞にも色濃く表現されている。

 「CALL」には君も僕も出てこないし恋も始まらない。

 出てくるのは「俺たち」だけ、それも「俺たちの明日を掴め」

 グループを組んでオリジナル曲がもらえるとなっても、その次はいつもらえるかわからない。最初の1曲だけを何年も歌い続けるかもしれないと考えると、本当に「最初の1曲」はものすごく重いものになる。

 初めてのオリジナル曲はそのグループにとっての象徴であり、看板となり柱になる、ものすごく大事なもの。

 常に考えて考えて戦ってきているらぶだからこそ、無意味にこの曲を、この歌詞を選んだわけではないだろうと勝手に思ってしまう。歌うのには勇気がいる歌詞だと思うし。

 私は「CALL」でのパフォーマンスを見て「Love-tuneがやりたいこと」に気づけたというか、勝手に「彼らはグループとしてこういうことがやりたいんだなぁ」と受け取った。それはらぶを応援していく中ですごく大きかった。決意や覚悟を感じたし、純粋にわくわくしたと同時にこの子たちはこれから何を成すんだろう、見ていたら絶対に面白い!と思った。

 

 続く「烈火」で歌われてるのは極々ストレートな、ただひたすらに「燃えろ!!!」である。

 「CALL」とはまた違って直接的な熱量を宿した歌詞。そう感じるのは、「CALL」を未来へ進む「着火」の曲とするなら「烈火」は「燃え盛る炎」のような曲だからだろう。

 パフォーマンスでまず驚かされるのは謙ちゃんの「ハッハッハー!」だけど(笑)、そういえば「CALL」も謙ちゃんの「Oh my god!!」で歌が始まるんだった。切り開いていくのは謙ちゃんなんだなと。そしてそのあと続くのはどちらも、萩ちゃん。

限界なんてない 情熱
臆病な日々に 火をつけろ
運命を自分で 変えるのさ
動き出せ 今すぐ
We can be!

 Love-tune「烈火」 - あいはめぐる

 このたった4行。たった4行に。

 Love-tuneとしてどうありたいのか、それが込められているかのよう。

 限界なんてないと。運命を自分で、自分たちで変えるんだと。

 そのあと続くのが「We can be!」なのがすごく心強い。俺達ならやれる!できる!と高らかに叫ぶLove-tuneめちゃくちゃカッコいいよ。

 そして、

冷めた時代に 奏でるのさ

 謙ちゃんがこう歌うように、世間では「熱さ」を体現するスタイルに「熱いのはダサい、熱血なんて流行らない」と揶揄することがある。まして彼らはジャニーズだから。彼ら自身をまっすぐ見ようとしない人々から「どうせジャニーズ」「どうせアイドル」と冷ややかに言われることもあるかもしれない。元々アイドルには「そんなにガツガツしてないよ」「清廉潔白だよ」って涼しげな顔をしている人たちの方が多かったし、いつも笑顔で神聖で、そう振る舞うことが良しとされていたようにも思うし。

 Love-tuneは、「アイドルだから努力は見せない」との美学を口にしながらも、物事に全力で挑んでいく熱い姿を見せてくれる。

 目に見えるような覚悟の表情であったり、言葉で示す負けん気であったり。どれだけの想いでそのステージに挑んだのか、その想いの強さをしっかり伝えてくれるのもまたすごいところ。会議を重ねて議論、考え抜いて試行錯誤して作り上げるステージにも、彼らの内に秘めた熱を感じる。

 私には、そういうLove-tuneがすごく人間的な人達の集まりに見えていて。ステージの上では本当にかっこいいけど、当然ながら彼らは生身の人間。必死に努力して周りに「負けない」と強く思いながらステージに立ってるんだなということがすごく伝わってくる。

We're gonna make us fire!
 =俺達は(自分達に)火を付ける!

この街で 生きていくために リミッターを外せ

Gonna make us fire! 最高まで 熱くなれ
 =燃えていこうぜ!

太陽より燃えていくぜ!

Now burn it up! Go!
 =さぁ燃え上がれ! 行くぞ!

 このサビに、熱いLove-tuneがいっぱい詰まってる気がした。

 ほんとに、これを自分たちの言葉のように放てるのはすごいと思う。あんなキリッと覚悟を決めた表情で歌うんだから、7人にもそれ相応の気持ちがあるはず。あってほしいという個人的な願望だけど!

 俺達は自分達に火を付ける、という表現に少し思うのは、時限爆弾的なモノと言うのかな。尻に火が付くと言うか。追い詰められているような意味合いも含まれてるのかなと思って。広義に解釈して「燃える=爆発」と考えれば、後がない時限爆弾のようにも捉えられるし、力を爆発させるというストレートな意味にも受け取れる。面白い。

 あと、

ごまかして ビビってんじゃねえ!
悔しいのに 笑ってんじゃねえ!

 これとかもう特に、胸に刺さった。少クラでカットされたから前の記事には書いてないけど、フルの歌詞には「正しいのに黙ってんじゃねえ!」「つまづいてヒヨってんじゃねえ!」というのも、ある。

 人が面と向かっては言いにくいこともこうして歌で伝えられるのは、「歌」の優れた点だけど、アイドルがこんな曲をそう簡単に歌えないよ。歌わせてもらえない。少なくともジャニーズでだって誰にでも歌える曲ではないと思う。

 この覚悟を背負えるのか、この曲を背負えるのか、って疑問に思うもん。たとえ数年後に生まれるだろう後輩にだって、「かっこいいから」と思っても簡単には歌えないと思う。わからないけど。笑

 

 そして最後!!!

 キラッキラの素敵な「This is Love Song」

 この曲は、Love-tuneのオリジナル曲としては初めてのラブソング。

 Zepp DiverCityで謙ちゃんの口から「この日のために新曲を作ってもらいました。ファンのみんな、周りの人たちへ感謝の気持ちを伝える曲です」と語られたときには本当にびっくりしたなぁ。

 「CALL」や「烈火」は「自分たちを体現したような曲」で、それも伝えよう!!魅せよう!!という気概に溢れているんだけど、「This is Love Song」は「自分たちの気持ちを伝える曲」でありつつも、ファンが「こっちのセリフ!」と思えるくらい共感性が高いのがポイント!!!!

My Love 君がくれた奇跡
Your Love 僕が探していた夢
いま伝えたい  君に会えてよかった

Love-tune「This is Love Song」 - あいはめぐる

 引用元の記事では、この部分を 「My」がメンバー、「Your」がファンとすれば、「僕らの愛 は 君がくれた奇跡」「みんなの愛 は 僕が探していた夢」となるかなと勝手に考えたりもした。

 好きなんだよ、大好きだよ、好きになっちゃう、と告白パートが(フルだと)メンバー分ちゃんとあるのが本当に素晴らしい。

 あとやっぱりこの曲で大絶賛したいのはこの部分。

「増えていく思い出 忘れないように
 半分は持っててよ」
君のそんなところが
好きになっちゃう

 時々、タレント自ら「ファンの人の方が自分の情報に詳しい」と言うことがある。未来や過去のスケジュールだったり、発言だったりライブだったり。その人の活動している期間が長くなればなるほど、そういう情報や思い出は増えていくもので、ファンの人たちは本当にそれをよく覚えていてくれていると思う。

 それを「思い出の共有」「思い出を半分持ってくれている」と感じてくれているんだとすれば、本当に本当に素敵だなぁって。この先の未来もずっと一緒にいることを当たり前のように「半分は持っててよ」なんて歌ってくれてるの最高すぎて泣いちゃう……。

 「半分だけ持っててくれ」「半分持ってて」じゃなくて「半分は持っててよ」って言い方めちゃくちゃ絶妙じゃない??? 基本は自分が持つけど少し分けてあげるみたいなニュアンスかつ、冗談っぽい軽さもあって絶妙すぎない?? 好きになっちゃうのわかるわ、、、好きになっちゃってるもんだって……。

 それから、

ふとハモるたび ちょっとハウるたび
I think you This is Love Song

 ここもめちゃくちゃ好き。

 ここ、ライブ中のことを歌っているのかなと思っていて。メンバーが歌ったり客席が歌ったりしてハモる瞬間があるし(お互いキーが合わなくてオクターブ上げたりするのもハモると考えて!)、どっちもが音や声出してるから何言ってるかよくわかんなくなっちゃうのをハウってると捉えたら、「ライブ中ふとしたときにも、みんなのことを考えるよ」って意味に思えてこない????

 そんで「This is Love Song」の「Love」は、謙ちゃんが言う「みんなの愛と俺たちの音で!」から拾うと「Love」を象徴するのはファンのことなんだよね。この曲はファンに感謝を伝える曲だから、「ライブ中ふとしたときにも、みんなのことを考えるよ。これはみんなの歌」と繋げて考えることもできる気がして。だいぶ飛躍してまいりましたが(笑)、ほんとすごくメッセージ性が高くて色々なことを考えられる。

 きっと色んな想いをたくさんたくさん込めてくれているんだろうなぁって。

 ほぼ妄想だけど、勝手に考えて勝手に感動しています。

 

 この流れでいきなりまとめに入るけど、本当にどの曲の歌詞もメッセージ性が高くてびっくりする!

 訴えかけるような強さもあれば、溢れるような愛もある。そんな歌詞を与えられて、さも自分たちの言葉かのように歌い、伝えられるLove-tuneに感動する。

 表現力の高さもそうだし、言葉を発信することの重要さを心得てるからこそここまでできるんだろうなぁ。。

 「CALL」と「烈火」は特に「曲を背負う」と言えるくらい強いパワーを持っている曲だと思う。ジャニーズJr.のオリジナル曲でここまで穿ったものを表現できる、させてもらえることもあまり例がないことのような気がして、決して王道アイドル曲ではないけども、こんな曲たちを背負わせてもらえるLove-tuneの力というものを重く感じた。

 

 ちなみに他のグループのオリジナル曲をそれほど繰り返し聴くわけではないので、他Gとの傾向の違いまで分析はできません。なんて中途半端な記事(笑)。

 これだけ威勢よく書いておきながら、Love-tuneが特別すごいとかここがどこよりも優れているという話ではなく、私はらぶのこういうところが好きで推せると思ってるよっていうだけのことです。みんなそれぞれ自分達の色をしっかり持って、自分達のオリジナル曲をすごく大切にしているもんね。

 それこそ先輩たちの曲は本当に数えきれないほどあって、ライブで披露する曲の選択肢も同じ数だけある。

 だからこそオリジナル曲は特別なものであってほしくて、彼らの意志を物語るような、彼らにとって共感性の高いものであってほしい、これは私のわがままのような押しつけのような気持ちだけど。

 もちろん、Love-tuneの場合はもっとアイドルらしい曲をやってほしいとか、バンドばかりになるのを快く思ってないとか、そういう考えを持っているファンの方もいるんだろうなとは勝手に想像している。

 個人の良し悪しは別として、本当に、「悔しいのに笑ってんじゃねぇ!」なんて歌えるジャニーズはそんなにいないよ。

「誰にでも歌える歌詞」なんて、意味ないじゃん?
「俺らにしか歌えない歌」ってかっこいいじゃん?

 そういう偏見と思い込み。笑

 だから好きだと、Love-tuneのそこが好きだと私が思えるところ。

 泥臭く暑苦しくたっていい。それを好きでいてくれる人は絶対にいるし、ジャニーズにもこんな奴らがいるんだって振り返ってくれる人も、絶対にいるはず。

 Love-tuneLove-tuneの道を。てっぺん獲ろう。

 

 2018年3月25日。

 ジャニーズJr.祭りの中で、横浜アリーナ単独公演をやらせてもらえることになった。

 「Love-tune Live 2018」ではないけれど、横アリを自分達だけでやれることに変わりはない。本当に7人だけなのか、横アリだし!!!まだわからないけど。

 「CALL」で花道を走り出すLove-tuneが見られるだろうか。

 本当に本当に楽しみだし、この大きなチャンスをモノにして、必ず「Love-tune Live 2018」にもその先にも繋げていきましょう。

 Love-tune。絶対にこの7人で、彼らの後に続こうね!

 楽しみだ~~~~~~~~!!!

 

 

 

 

 

*1:ただし、「make it」は完全オリジナルかつ歌詞の詳細が不明なため除く。すみません。

涙の理由

 トラジャの湾岸ダイジェストを見ていて、気付いたら泣いていた。

 おそらくTABOO。それとShelter。

 

 私は去年の4月から美勇人くんを担当と決めたけど、トラジャ担ではなかった。

 トラジャ担になれなかった。

 パーソナルな部分での彼らをまだ全然知ることができていない頃に、美勇人くんはトラジャを脱退した。

 いつかこんな日が、
 来るかもしれなかった、けど私には早すぎた。

 どうすればいいのかわからなかった。

 でも、

 少し泣いて、

 結局そのまま美勇人くんを好きでいようと思ったし、

 そのままLove-tuneの担当でいよう、どうにもできないし

 それでいいか、とも思って、今に至る。

 

 私はTravis Japanの単独公演に行ったことがない。

 Travis Japanだけが踊るステージで、森田美勇人を見ることができなかった。

 

 それはずっと私の中で「痛み」として残っていくと思う。

 その痛みがあるのは、私が美勇人くんを好きでいる証拠みたいなもので、
 美勇人くんを好きでいるかぎり、勝手に持っていたいと願うもの。

 自分で書いててよくわからない。

 大好きな「Crazy about you」を聞くともう、ずっと、グサグサと痛む。

 でも聞く。ドMかよ。

 

 7人が6人に、6人が5人に、そして7人に。

 

 トラジャに加入するなら松松しかいないと思った。

 少クラでちょこちょこっとしか、踊る松松を見たことながかったけど、ケンティのバックについてBlack Cinderellaを踊った松松を見たとき、「シンメ」の強さ、これだと思えるシンメに出会った、そう思った。

 湾岸のレポを読んで、これから踊る松松をたくさん見られるんだと嬉しかった。

「トラジャのダンスは本当に本当にすごいから、すぐにほかのメンバーと同じレベルにまでは持っていけないだろうな」

 数ヵ月であのシンクロダンスを完璧に仕上げられたら、それは間違いなくものすっっっっごい努力の賜物だ。

 そうだとしても、それはそれで「誰にでもできる」と思われそうで嫌だった。

 トラジャのダンスはそう簡単に真似できない。それでこそTravis Japanだと私は思うから。

 「まだ少しズレがあった」のは、これまで積み重ねてきたトラジャのダンスがそれだけ凄いものだということ。

 少しのズレも、新生トラジャにある伸びしろ。たのしみだ。

 

 そんな風に思っていた翌日の朝公演に

 美勇人くんが湾岸を観に来たと知って、それも少し泣いたぁ。

 

 それもなんで泣いたのかよくわからない。

 美勇人くんがどういう気持ちでそこにいたか知ることもできないのに。

 勝手に推測、憶測するのも失礼なことだし。

 でもなぜか、泣けた。

 

 私はトラジャの湾岸ダイジェストを観てどうして泣いたんだろう。

 わくわくして観ていたのに、げんげんカッコいいな……と思いながら見ていたのに、

 TABOOが流れたら、涙がこぼれそうになって

 Shelterでぼろぼろ泣いた。

 

 グループやメンバーがどうとか、

 いたはずのポジション、

 誰と踊るかとか、

 たぶん、そういうことじゃない。

 

 なんとなく、思い至ったのは、

 美勇人くんがこの振付を踊ることはもうないんだろうなぁ。

 

 ということ。

 

 それが、ひどく寂しかった。

 寂しい気がした。

 

 本当にもう二度と踊らないのかは、わからないけど。

 そう感じることがどうして寂しいんだろう。

 

 このさみしさは、いったいなんなのだろう?

 

 

 

 なんか色々、書きたい記事もあるのだけど、身も蓋もない漠然とした話で申し訳ない。

 やっぱり私は美勇人くんのダンスがすごく好きだから、いっぱい踊って見せてほしいし、それを見たいんだろうと思う。

 

「あの曲を踊る美勇人くんにはもう会えない」

 そのことを寂しがるのは、変なのかなあ。

 ちゃんと生で見たことがない曲だったから、余計さみしいのかなぁ。

 その日の、その公演の、その瞬間の美勇人くんだって、いつも違う美勇人くんなのにね。

 自分でも自分の気持ちはよくわからない。

 

 美勇人くんが今日もステージで踊っていて、笑っていて、

 そこに立っていてくれるなら、この先

 会える予定もなーんにもないけど 嬉しいんだけどね。

 

 たぶん気持ちが言葉を追い越して涙が出たんだろう。

 その涙の理由なんてわかんなくても、

 美勇人くんが好きで幸せだし、

 美勇人くんが頑張ってるから、私も明日頑張ろうと思える。

 

 ほんと、アイドルって不思議な存在だなぁ。

 

 

 

 

 

Love-tune「烈火」

 2018年1月5日、新年一発目のザ少年倶楽部、テーマは「WORLD」。

 Love-tuneが披露したのは、彼らのオリジナル曲の中でも唯一「和」な世界観を持つ「烈火」。

 昨年9月に帝国劇場で行われた「JOHNNYS' YOU&ME IsLAND」にて初披露された楽曲だ。また、その翌月Zepp DiverCityにて行われた「Love-tune Live 2017」では6分近くにもなるフルサイズを披露している。1番は揃えることにこだわったダンス、2番はバンド。少クラで披露されたように、もろちゃんは篠笛、謙ちゃん顕嵐ちゃんは三味線を持つ場面もあった。

 今でもまだ、初日の熱気に満ちたあのZeppで、隣にいらしたモロ担さんたちに「もろちゃんすごいーっ!!かっこいいーーっ!!!」「あんなのいつ練習したんでしょう!?」と勢いよく訴えたときのことを鮮明に思い出せる。彼らの努力を目の当たりにした瞬間だった。。。。。。。

 

 はい、ということでオリジナル曲が少クラで披露されたら歌詞を綴っておくのが習慣になりつつあるので今回も。歌詞(少クラ披露分のみ。フルではありません。)→英語詞部分の意訳→パフォーマンスの感想、の順に記載。意訳はほんとにメモみたいなもの!

 

烈火

詞:ma-saya
曲:Anders Wigelius / Erik Wigelius / Chris Meyer*1

 

Get it! Get dream! Get it! Get it now!

Fire! Fire!
Fire! Fire!

限界なんてない 情熱
臆病な日々に 火をつけろ
運命を自分で 変えるのさ
動き出せ 今すぐ
We can be!

飛び出して Do! Do! Yeah!
戦って Do! Do! Yeah!
転がって傷ついて Life is party

何があったって ハイテンション
野生の勘で Night & Day 烈火 烈火
いつだって Fighting pose

ジタバタして ハラハラして ドキドキして
Never gonna stop
ジリジリして ギリギリのハートが
叫んでいるんだ

We're gonna make us fire!
この街で 生きていくために リミッターを外せ
Gonna make us fire! 最高まで 熱くなれ
太陽より燃えていくぜ!
Now burn it up! Go!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
ごまかして ビビってんじゃねえ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
悔しいのに 笑ってんじゃねえ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
Fire! Fire! We're gonna make us Fire!

Are you ready?

冷めた時代に 奏でるのさ

Fire! この街で 生きていくために リミッターを外せ
Gonna make us fire! 最高まで 熱くなれ
太陽より燃えていくぜ!
Now burn it up! Go!
We're gonna make us fire!
この街で 輝くために スピードを上げて
Gonna make us fire! 常識を 突き破れ
何もかも超えてやるぜ!
Now burn it up! Go!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
ごまかして ビビってんじゃねえ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
悔しいのに 笑ってんじゃねえ! 

Get it! Get dream! Get it! Get it now!

Fire! Fire! Fire!

 

- - - -- - - -- - - -- - - 

烈火 =激しい勢いで燃える炎

 

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
 =掴め!夢を掴め! 掴め今すぐに!

Fire! 
 =火をつけろ!

限界なんてない 情熱
臆病な日々に 火をつけろ
運命を自分で 変えるのさ
動き出せ 今すぐ

We can be!
 =俺達には出来る!

飛び出して Do! Do! Yeah!
戦って Do! Do! Yeah!
 =(さぁやれ!みたいに急かすようなイメージ)

転がって傷ついて Life is party
 =人生はお祭り騒ぎ

何があったって ハイテンション

野生の勘で Night & Day 烈火 烈火
 =昼も夜も

いつだって Fighting pose
 =ファイティングポーズ=戦う姿勢でいる

ジタバタして ハラハラして ドキドキして

Never gonna stop
 =絶対に止まらない

ジリジリして ギリギリのハートが
叫んでいるんだ

We're gonna make us fire!
 =俺達は(自分達に)火を付ける!

この街で 生きていくために リミッターを外せ

Gonna make us fire! 最高まで 熱くなれ
 =燃えていこうぜ!

太陽より燃えていくぜ!

Now burn it up! Go!
 =さぁ燃え上がれ! 行くぞ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
 =掴め!夢を掴め! 今すぐに掴め!

ごまかして ビビってんじゃねえ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
悔しいのに 笑ってんじゃねえ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!

Fire! Fire! We're gonna make us Fire!
 =燃えろ! 俺達は(自分達に)火を付ける!

Are you ready?
 =準備はいいか?

冷めた時代に 奏でるのさ

Fire! この街で 生きていくために リミッターを外せ
 =燃えろ!

Gonna make us fire! 最高まで 熱くなれ
 =燃えていこうぜ!

太陽より燃えていくぜ!

Now burn it up! Go!
 =さぁ燃え上がれ! 行くぞ!

We're gonna make us fire!
 =燃えろ! 俺達は(自分達に)火を付ける!

この街で 輝くために スピードを上げて

Gonna make us fire! 常識を 突き破れ
 =燃えていこうぜ!

何もかも超えてやるぜ!

Now burn it up! Go!
 =さぁ燃え上がれ! 行くぞ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
  =掴め!夢を掴め! 今すぐに掴め!

ごまかして ビビってんじゃねえ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
悔しいのに 笑ってんじゃねえ! 

Get it! Get dream! Get it! Get it now!

Fire! Fire! Fire!

 

(意訳なのでまんま直訳ではありません! あしからず)

- - - -- - - -- - - -- - -

 

 めちゃくちゃ燃えてんな。アッ、タイトル「烈火」だった。というのが歌詞をちゃんと見ながら見た率直な感想。

 前作の「CALL」とはまた違い、直接的な熱量を宿した歌詞。「CALL」を未来へ進む「着火」の曲とするなら「烈火」は「燃え盛る炎」のような曲。まんま烈火。Fire。

 そしてこの部分に込められた想い。

限界なんてない 情熱
臆病な日々に 火をつけろ
運命を自分で 変えるのさ
動き出せ 今すぐ
We can be!

 最初のこのたった4行。たった4行に。

 Love-tuneとしてどうありたいのか、それが込められているかのよう。

 限界なんてないと。運命を自分で、自分たちで変えるんだと。

 そのあと続くのが「We can be!」なのがすごく心強い。俺達ならやれる!できる!と高らかに叫ぶLove-tuneめちゃくちゃカッコいいよ。

 このサビに、熱いLove-tuneがいっぱい詰まってる気がした。

 ほんとに、これを自分たちの言葉のように放てるのはすごいと思う。あんなキリッと覚悟を決めた表情で歌うんだから、7人にもそれ相応の気持ちがあるはず。あってほしいという個人的な願望だけど!

 それにしても「We're gonna make us fire!」ってすごい言葉だ。俺達は俺達に火をつけるつもり。わかるよ。周りを燃やすんじゃなくて自分達が燃えていくんだLove-tuneは。

 この表現に少し思うのは、時限爆弾的なモノと言うのかな。尻に火が付くと言うか。追い詰められているような意味合いも含まれてるのかなと思って。広義に解釈して「燃える=爆発」と考えれば、後がない時限爆弾のようにも捉えられるし、力を爆発させるというストレートな意味にも受け取れる。面白い。

 それと「常識を突き破れ」。帝劇で「俺達はまともじゃダメなんだ」と叫んだ謙ちゃんのことを思い出した。「CALL」だけでなく、「烈火」もまたLove-tuneの決意表明のような曲になってるよね。自分達の在り方を自分達の曲で歌えるってすごいことだと思う。

ごまかして ビビってんじゃねえ!
悔しいのに 笑ってんじゃねえ!

 これは特に、胸に刺さった。少クラでカットされたから前の記事には書いてないけど、フルの歌詞には「正しいのに黙ってんじゃねえ!」「つまづいてヒヨってんじゃねえ!」というのも、ある。

 人が面と向かっては言いにくいこともこうして歌で伝えられるのは、「歌」の優れた点だけど、アイドルがこんな曲をそう簡単に歌えないよ。歌わせてもらえない。少なくともジャニーズでだって誰にでも歌える曲ではないと思う。

 この覚悟を背負えるのか、この曲を背負えるのか、って疑問に思うもん。たとえ数年後に生まれるだろう後輩にだって、「かっこいいから」と思っても簡単には歌えないと思う。わからないけど。笑

 

 

 演出やパフォーマンスについて。 

 楽曲そのものの展開もすごく多いのにビシバシと場面に合ったパフォーマンスを決めていくから気持ちがいい。フルではなかったけどちょうど4分くらいの長い尺をもらえてて震えた。。少クラでやれる範囲だったらこれが最長なんじゃないかってくらいギュギュっと詰まってた。4分あったらフルでやれる曲もあるよね~そう考えたらやっぱり長いよね。

 曲の展開に合わせるかのように照明も変化がつけられてて面白かった!!! 照明の繋ぎもかっこいい!!

 青いスモークの中から登場したかと思えば全体が真っ赤に染まり、Aメロはピンクが差し色の紫が強い寒色で、Bメロはそこからピンクを抜いた感じ。サビは燃え上がる炎をイメージさせる赤橙黄。階段上に置かれた黄色がガッと光るのがアクセントになってて好き。

 間奏は静かに燃える青から、バンドが始まると激しい赤へ。Cメロでまた青になるんだけどそこから大サビの赤橙黄へ繋がるところめちゃくちゃ綺麗だから注目してほしい……!!! 大サビも1サビと同じ配色だけど、最後はぐるりと回りながら黄色を差していたライトが青に変わってシルエットが残る。抜群にかっこいい。最後、シルエットの美勇人くんの右足、かかとの部分が床との最高な角度を生み出しているので是非見てくれ。美しい。

 紅白見てても思ったけどNHKホールってすごいよね。スタッフさんの力ももちろんだけどステージそのもののポテンシャルが高いな~~って改めて思った。紅白でw

 

 らぶはスモーク使って出てくること多いけどあれも非常に好き。あのひと手間あるだけで全然違うよねわかる。ありがたい。あとシルエットを残す終わり方も好き。

 ハッハッハ!の謙ちゃん、むちゅ恋と同一人物とは思えない。むちゅ恋の謙ちゃんあんなにキャピキャピでプリキュアなのに(?)、烈火では勇ましい挑戦者の目をしているのがたまらない~~特に『Are you ready?』が良い。。

 烈火の振付は振付師さんに「和」をテーマにお願いした*2そうだけど、あまりジャニーズっぽくない気がする振付で新鮮に思える。今回の謙ちゃんセンターV字と後ろのシンメは身長のバランスから見ても安定感があるししっくりくる。下アングルから撮ってるとき頭が揃う美しさ!

「何があったってハイテンション」から後ろに下がっていくフォーメーションが天才すぎる。とくに森田美勇人氏がランウェイを引き返すモデルばりの様相でやばい。あっ彼モデルなんですけどね。5弦ベース弾いてる流し目の天才ダンサーでモデルです(強い)。

 1サビ終わって7人がかざした手が、Love-tuneポーズ*3に変化していくのもめちゃくちゃ気分が高揚する。

 美勇人くんがダンスクでLove-tuneの可能性が広がった気がしたと話していた、やすあらもろの3人ダンスもキレがよかった、、全体的にロボットダンスの動きが多いのはどういう意図からなのかな~。からくり人形みたいなイメージ?とも考えられるけどよくわからないので知りたいところ。。

 からの楽器隊パート! ひとりひとりのカットが本当~~~~にかっこいい!! 激しいギタリストからクールなベーシストの対比が最高でその流れが素晴らしい、、、唸る。

 美勇人くんが本当にもう、本当にかっこよすぎてしんどい、あの表情は殺しにかかってるなと思う(本望)ほんと罪深すぎるよ!?!?!? ヘアセットも好きすぎてほんとにこれはもう有罪だよ!?!??!?!?! 責任持っておたくやります!!!!!!!!

 ? なに言ってるのかよくわからないけどロックにキーボード弾く怜央もめちゃくちゃかっこいいし、萩ちゃんのカメラ目線最高、拝む……前髪の隙間から射るような眼差し、グサッとくるほんとクリーンヒット!!

 篠笛を吹くもろちゃんがドン!と映って、謙ちゃんとのツーショット、から謙ちゃんに寄ったあとは引きのカメラに変わって、大サビはドラム・キーボードが固定位置の2:5フォーメーション。センターに篠笛もろちゃんを置いて竿で挟むかんじ、また新しいLove-tuneを見せつけられたなと、思う。かっこいい。かっこいい。

 いや~かっこいいな、言葉が見つからない(笑)。

 怜央が竿隊の体の向きとちゃんと合わせながら弾いてて隙がない……。踊らなくても、仁王立ち、腰を落とす、体の向きや足の動きなどの身体表現でちゃんと魅せ方を考えてステージに立つ、隙のないところがLove-tuneらしい。

 バンドだけ、ダンスだけでも考えなきゃいけないのに、それをミックスして繋ぎをどうするかとか、とことん細部にも発想を行き渡らせてパフォーマンスできるのは彼らがアイドルだからこそだし、何事も「だけじゃない」Love-tuneの強みだなと思う!!

 この強さと、「This is Love Song」の対比がまたいい。。。

 

 はい、新年一発目のブログ、いつも以上にふわっとした感想になってしまった(すいません)

 秋に作られたオリジナル曲もこれで全部披露したから、15日の収録は何をやるかな??  とりあえず帝劇に行けないので「夜空ノムコウ」の要望をせっせと少クラに出しております。。。でもねーやってほしい曲は山のようにあるんだよなあ、、、だから何がきても嬉しいんだと思う、湾岸の新衣装もじっくり見たいな。

 今年のLove-tuneはどんなLove-tuneを見せてくれるんだろう、本当に楽しみ。

  美勇人くんが「Never gonna stop」と歌ってるので置いて行かれないようについていきたいと思う! あ~~~~かっこよかった!!!

 

 

 

 

 

*1:Anders Wigelius / Erik WigeliusはCALLと同じ

*2:ダンスクより

*3:親指、人差し指、小指を立てて、中指と薬指を曲げた仕草。アメリカの手話で「I love you」の意味。

2017年のジャニオタライフを振り返る

 2017年も残すところあと僅かとなりまして、京セラJUMPで今年の現場も納めたのでこの1年を振り返ってみようと思います。

 いちばんの事件は、個人的なことだとやはり掛け持ちからの担降りでした。

 それも夏だし、降りた直後に足を運んだ現場が良席だったこと、みゅうたろうニートニートニートへの出演決定、美勇人くんモデルデビューLove-tune単独ライブの開催決定、えびコンでやっとまともに美勇人くんおよびLove-tuneに会えたこと、美勇人くんがとにっっっかく忙しい夏を過ごしていたこと、……本当に色々あったし夏が思い出深いかな。

 

2017年の現場(ジャニのみ)
0101 Hey! Say! JUMP LIVE 2016-2017 DEAR. (1部)
0503 ジャニーズJr.祭り (大阪:朝)
0730 A.B.C-Z 5Stars 5Years Tour 55 (大阪:昼夜)
0811 Hey! Say! JUMP I/Oth Anniversary Tour 2017(福井)
0825 Hey! Say! JUMP I/Oth Anniversary Tour 2017(大阪)
0903 ミュージカル「魔女の宅急便」(大阪:昼夜)
1018 Love-tune Live 2017
1210 Hey! Say! JUMP I/Oth Anniversary Tour 2017-2018(大阪)

 計10公演(16-17のカウコンはとりあえず除いて)。

 大阪に行くにもチケット代1枚分くらいはお金がかかるのもあって(まぁ普通に遠い)、ジャニオタ復帰する前から現場は月イチ程度と決めている。だから夏は詰まってたな~。

 JUMP単独ドーム→カウコン→JUMP単独ドームな年末年始をぼっちで過ごして始まった2017年は、またJUMPコンで終わった。今年は2回東京へ行ってひとり飛行機を克服できたのが嬉しかった……。

 Jr祭りに行ったとき、朝公演だったから大阪在住の幼馴染に泊めてもらったんだけど、「Jrの現場に行くの」と言ったら「原点回帰だね」と返されたのが思い出深い。祭りのステージは立見だったのもあってほぼ見えなかったけど、ひらけていた僅かな視界の隙間に黄色のジャケットを着た美勇人くんが飛び込んできたことは忘れられない。パリマニかっこよかったな~~。

 美勇人くんを好きになって、担当することにして買ったA.B.C-Z関連の円盤でA.B.C-Zを好きになり、「えびのライブは絶対に楽しい!!!」「ワンチャンらぶがバックついたら嬉しいな」と思って申し込んだえびコン。初日の昼が当たり、夜もお譲りを先を探してらしたフォロワーさんから譲っていただく。前日謙ちゃんが大阪にいると言ったときの興奮。T5Tでらぶが出てきたときの震え。サポーターズ!が流れたときの感動。両部とも100番くらいの立見だったのに同じ場所で同じ方たちと見たのもいい思い出になった。本当に本当に楽しいライブだった。

 初めて福井まで行ったJUMP10周年ツアー初日。その1週間前に担降りを決めて結構驚かれたけど(笑)、後悔も未練も全くなく楽しんだ。薄情だなーと少しだけ思いつつ、悩んだ期間も長かったけど決めたら案外すっぱりだった。彼らの活動や言動について思い悩むことがなくなって正直気楽になった。あと今年の現場納め京セラJUMPもここに。照明が豪華になり、龍が飛び、ビトラ先輩おかえりなさい。Ignitionと切なさひきかえにが聴けて本当に嬉しかった。楽しかった。来年のツアーはいつものメンバーと4連できますように。

 去年気になりつつもさなぴ、もろちゃんの舞台に行けなかったのを根に持ってるから、魔女宅にマチソワで入れたのはすごく嬉しかった。顕嵐ちゃん演じたトンボのことは未だ鮮明に思い出せる~本当に素敵だった。

 そしてLove-tune Live 2017の開催が決まったことも、そこに行けたことも大きな出来事だった。意気揚々と申し込んだZeppがダメで、湾岸もダメで、私も彼らもいつどうなるかわからないから「Love-tuneの単独に行けないまま私は死ぬのかもしれない」と割と深いところで病んだし泣いたりもしたけど(笑)、日頃お世話になっているフォロワーさんに救われた。もう断片的な記憶しかないものの、Zeppのあの景色と高揚感と、美勇人くんの笑顔はずっとずっと覚えていたいと思う。円盤化! 円盤化!! 要望だしてこ!!

 

いちばん見たもの(今年買ったなかで)

・ABC座2016 株式会社応援屋!! ~OH&YEAH!!~

 Jr祭りから帰ってきたら見れるように注文しておいた応援屋。美勇人くん目当てのはずが、ここでA.B.C-Zをこじらせる。6月1日に即SLTを買っている。さらにこじらせて夏のツアーに申し込んだのであった。

 ジャニーズの舞台には、話の内容よりもエンターテイメント性を重視しているようなイメージがあったから「こんなちゃんとした舞台もできるんだ」と率直に思った。感動するし面白いし曲がいいし演出が本当に面白い。

 今も「何を見ようかな?」と思うと基本的に応援屋を見ている。今週毎日見てるわ。休みだと1日に3回くらい流しっぱなしにすることもあるし、月に2回くらいは見てるかなー。とにかく曲がものすごくいい。特に好きな「サポーターズ!」を55コンで聴けたのは本当にうれしかったし、あのイントロが流れてハシちゃんが歌い始めたときの気持ちと歓声が忘れられない。

 美勇人くん見たさに買って大好きになった応援屋、その中でも特に好きな曲をコンサートで聴けて、そこに美勇人くんもいたことがものすごく嬉しかった。美勇人くんを好きにならなければえびコンに行きたいとも思ってなかったと思うし。Deliciousも聴けた!

 正直、応援屋を見るまでえびにはそれほど興味がなかった。Jr時代を知っているから昔のイメージが邪魔をして「そんなに好きじゃない」ままだったんだけど、えびを好きになれたことも今年の大きな財産だったな~。担当じゃないから無責任かつ軽率にキャッキャできるの。デルサタいつも楽しみだし、サポーターズ目当てにシングルも買ってしまった! 忘年会楽しそうで初回追加しちゃった! One More Kiss、Change Your Mind、Delicious、、、大好きなんだけど音源化しないかなあ。。。

 今、デビュー組でいちばん応援してるグループ、と言えるのはA.B.C-Zである。55コンの円盤めちゃ楽しみにしてます!!!!! 

 

いちばん聴いたもの(ミュージックの再生回数)
1. Love To Love You(橋本良亮)
2. Lily-White(A.B.C-Z
3. Dolphin(戸塚祥太
4. Fire in Love(A.B.C-Z
5. Endless Summer Magic(A.B.C-Z
6. ROCK THA TOWN(Sexy Zone
7. Reboot!!!(A.B.C-Z
8. PARTY!!(Hey!Say!JUMP)
9. Vanilla Ice(Hey!Say!JUMP)
10. テレパシーOne! Two!(A.B.C-Z

//回数が多い順//

 見事にA.B.C-Z!! 55コンが本当に好きだったから夏から今もずっと聴いてる〜〜。上位3つは美勇人くんが素敵だった思い出に浸って聴いていたのもあるし、とにっかく5 Performer-Zは名盤。好きだった。はしちゃんととっつーの声がすごく好きなんだな~えびさんみんな良い声だけれどね。。

 せくぞのろっくざたうんは、あまりのかっこよさにCD買っちゃったやつ。MVもめちゃくちゃオシャレで最高!! シッキンさん振付のダンスも本当にかっこよかった。RTTからのぎゅっとのギャップとんでもねーよ。ロックなセクゾも、ハートウォーミングなセクゾも最高。アルバム出るね~~おめでとう!!! いつかセクゾコンも行ってみたい、、、まずはSTAGE魂の円盤を買うところからかしら。

 JUMPのランクインがカップリング曲だけというのも驚き。どちらもOVER THE TOPのカップリング。どちらも好きな作曲家さんが携わってる曲だから本当そういうところ性癖だなっておもう。KOUDAI IWATSUBO好きすぎるぞ!!!! 

 

印象に残ってるもの、こと 5つ

・Hey!Say!JUMP「Funky Tlme」のMV
 思い出すだけで涙が出そうになる~JUMPのこういうところが好きだなぁと強く思えるMV。メイキングも含めて多幸感あふれすぎてて大好きだった。やぶひかやまゆとちねがJr時代の楽曲を歌ったり踊ったりしてるシーンを何度見たことか。

・ドラマ「孤食ロボット」
 猛烈に癒された。メイキングも神だった。有岡大貴は天才だとおもった。

A.B.C-Z 5Stars 5Years Tour 55
 初日の初回公演が終わってすぐにもう円盤出ないかなって言ってた。11月~12月は毎日言ってた。さすがに遠慮したけれどホールも行ってみたかった。。円盤発売楽しみです(2回目)。

・美勇人くんのグループ掛け持ち終了
 衝撃だった。ものすごく忙しくてハードスケジュールなのはわかっていたけど、この時間ももう少しの間は続いてくのかなぁと思っていた。何もわからないながらも、美勇人くんがステージで笑っていてくれたらいい、最低限それだけを願ってずっと応援していきたいと思った出来事だったし、担降りのきっかけでもあった。

Love-tune
 結成2年目のLove-tune、彼ら自身の活躍も凄かったし、担降りを決めてからの下半期は特にたくさんらぶのことを考えた。見るもの、見る景色が全く違うものになったような気がする。たった3日間の、彼らのために作られた単独ライブ。たった1つのグッズ。美勇人くんがデザインしたTシャツとLove-tuneのロゴ。映画出演や舞台出演。雑誌の表紙。

 嬉しいことが本当にいっぱいあったのと同時に、デビュー組を応援していて当たり前のように享受していたことが、彼らにとってはこれほどまでに特別なのかと思い知らされる毎日だった。軽い印象になってしまうかもしれないけど、口癖のように「ありがてぇ」と繰り返すLove-tune、素敵でした。

 顕嵐ちゃんのVoiceがクリスマスイヴに更新されたのもすごくすごく嬉しかった。美勇人くんのことはまた別個で書きたい。書けたら。

 

 こんな感じかな~。ざっくばらんすぎるけど、とにかくすごく濃い1年だった。来年は仕事を変わる予定だから何がどうなるか見当が全くつかないけど、Love-tuneが頑張っているから私も頑張ります。

 それでは、通りすがりに読まれた方もいらっしゃるとは思いますが、また来年もよろしくお願いいたします。ハッピーな記事がたくさん書けますように。

 

 Love-tuneが素敵な笑顔で元気にステージに立ち、健康にお仕事をし、またひとつずつ着実に階段を上れますように!

 帝劇の柱ポスター直るのかなあ、年末年始だし関連会社動いてるのか心配……初日には間に合わないかもね。最後の最後に事件だわ……。カウコンで何か起きるかもだけど……。って書いてたら数分後に謙ちゃん戻って来てちゃんと貼られてた!!!笑

 

 

 

Love-tuneの覚悟と背負うもの

 11月末に発売されたMyojo、ポポロ、月刊TVガイド、月刊TVfan、ダンススクエア、ステージナビ各誌において、10月に行われたLove-tune Live 2017のことが紐解かれ始めた。

 インプットした膨大な情報を自分のなかで噛み砕き、またアウトプットするのには時間がかかってなかなか記事にできなかったので1ヶ月遅れた……。たくさん発売された中でも、特にステージナビは涙なしに読めなかったというらぶ担さんも多かったのではないだろうか! ZeppのライブだけでなくLove-tuneの歴史にも触れられていて、驚きもたくさん詰まっていた。

 彼らが7人で初めて仕事をした日のこと、その場所。初めて同じステージに7人で並んだ日のこと。7人ですき焼きを食べ、それぞれの思い描くゴールを語りあったこと。

 7人グループとなって訪れた数々の危機。そしてZeppでのファーストライブ開催が決まり、そこに向けて取り組んだこと。ライブ当日のこと。これからのこと。

 今回はそんなステナビについての感想を主に綴ります。全然まとまらなかったので、長い。

 

 私はLove-tuneが結成される少し前から美勇人くんに注目してはいたけど、グループ名がつく前の期間は少クラを見ておらず、らぶ4のパフォーマンスは気まぐれに何度か見た程度、謎選抜のメンバーもなかなか覚えられずにいた。本格的に気持ちを入れて見るようになったのは7人体制になってからで、後から女性セブンの撮影で7人が揃っていたと知ったときは本当に衝撃を受けた。

 7人が「J7」として女性セブンに掲載されたのは2年前。

 それを知る前の私はLove-tuneの結成に「最初の4人を起点として声を掛けて集めたんじゃないか」なんて幻想を抱いていたのだ~~恥ずかし~無知の恐怖(笑)。J7のことを知ったときには、「ああ普通にジャニーズっぽい始まりだったんだ!」と認識を改めたよ。 

 ステージナビでは、2年前と同じ場所、同じような衣装に身を包んだ7人の姿を見ることができる。これぞエモの渋滞。でも写真だけじゃないんだよ!!! 中身! 中身がエモ!!!!

萩谷:最初ってさ、2年前にこの7人で渋谷で撮影したのが初めてだもんね。
顕嵐:そう。なぜかこの7人で集められた。というかある日、渋谷の集合場所に行ったら続々人が集まって、この7人になった(笑)。
萩谷:運命的なものを感じたわけではないけれど(笑)覚えてる? 突然この7人が雑誌の撮影に呼ばれた日のこと。
真田:覚えてるよ。
森田:謎の7人ね!
顕嵐:ホントに謎だったよね。
(中略)
安井:俺と萩ちゃんとさなぴー、美勇人はよく4人で少クラに出てたから馴染みがあったけど、撮影で渋谷に行ったら、そこに3人がプラスされてて。
長妻:このメンバーの中になんで俺?って、撮影中ずっと思ってた(笑)。ドキドキしながら撮影に行ったのを覚えてる。
(中略)
諸星:俺もなんで自分がここにいるんだろ!? って撮影中ずっと考えてた!

STAGEnavi vol.18 より

 今回こうして彼ら自身があのとき抱いた想いを知ることができて、その「現実的でごく普通な戸惑い」の様子に驚きもあったし、そうやって唐突に集められた7人が2年後には「Love-tune」という居場所にいることの重みと有難さを感じた。

 私自身、2016年のクリエで追加メンバーの3人がゲスト出演したときはあまり知らないながらも「なんで?」が先に来てしまって、後からも「彼らは何を思ってあのステージに立っていたんだろう」と考えたこともあった。7人になると理解、了解の上でステージに上がったのか、本当はやっぱり4人でやりたかったのか、らぶに入りたかったのか、彼ら自身の意思としてはどうだったんだろうと。

 そんなの知れるわけないと思っていたけど、謙ちゃんが「ファンの人も、俺らが7人になったことをクリエで認めてくれたかどうかも分からなかった。俺はもう必死すぎて、お客さんの反応も分からなかった」と振り返ってるのがまた衝撃で。少なくともあのクリエで、「7人のLove-tune」を認めてもらおうとしていたのなら、彼らは「これでいくんだ」と受け入れた上でステージに立っていたってことなんだろう。ハテナな部分もあっただろうし、100%ではなかったとしてもね。

 先月トラジャに松松が加入した湾岸ライブのときには度々Love-tuneの増員が引き合いに出されていて、そのとき「らぶのときは明確な言葉が何もなかった」と初めて聞いてびっくりした。今のらぶは自分たちの身に起きたこと・起こした出来事をきちんと言葉で伝えてくれるイメージがあったから、最初はそうじゃなかったんだなって。

 謙ちゃんの言葉にもあるけど、直接的な言葉ではなく7人のパフォーマンスで訴えるしかない、それで認めてもらうしかないと考えたのかもしれない。言葉で何と言ったって結局はパフォーマンス勝負だから、それで認めてもらわなくちゃ意味がないって発想、すごくLove-tuneらしくもある。けど、今ではたくさんのことをファンに伝えてくれているのを考えれば、「言葉で伝えること」は彼らが活動する上で改善点のひとつだったのかもしれないと思うようになった。尊い

 大切なことは言わなきゃわからないし、言ってくれることでこちらも意思を固められる部分は少なからずある。Zeppのときの「あまり踊れないかも」宣言も、あれがあるのとないのでは全然違っただろうなあ。単に事実を述べただけだとしても、あそこで先手を打って当日「いやいや、十分踊ってるじゃん!」の評価に変えたのは見事な策略だと思った(笑)。

 パフォーマンスで納得してもらおう、っていうのはLove-tuneがずーっと掲げているテーマなような気もしている。百聞は一見に如かずとも言うけど、象徴的な「バンド×ダンス」スタイルだったり、アイドル全開モードだったり、全員楽器スタイルだったり。そういう彼らの手札の多さや切り替えの巧みさは、本当に見なければわからないと思う。

 Love-tuneがパフォーマンスで訴えてきたものといえば、まず7人の「FIRE BEAT」がまず頭に浮かぶ。少なくとも私はそこで圧倒されたひとりだ。「このメンバーで闘うんだ」という強烈な意志を感じたし、その激しい強さが、私の「彼らが能動的に動いて作ったグループなのでは」という想像さえも成り立たせたんだろうと今は思う。決意とか覚悟とか、そういう抽象的なものがこんなにも明白にパフォーマンスで表現されるとは思わなかった。

 ステナビでも「あのギラギラ感」が「Love-tuneらしさ」のように他者からも語られてるということは、彼らの近くにいる大人たちにも届くものがあったんだろうなあ。

 そして2016年クリエ当時のギラギラとぅーんは、今後一体どうなるのかというファンの心配をよそに(笑)すき焼きを食べながらしっかり未来を見ていたと。その頃には「これからどうしよう、どう描いていこうってなったときに、とりあえずみんなが思うゴールへのプロセスを1人1人語るみたいなのがあった」という話には素直に感嘆。最初からLove-tuneLove-tuneだった……いや、これがあったからこそ、なのかもしれない。

 個人仕事に力を入れていて、メンバーが揃わないことも良しとする、そういう雰囲気はいつからだったんだろうと思っていたら最初からそうだったんだね。Love-tuneは一匹狼の群れみたいだな*1とちょっと思っていたから、「俺ら7人は1人でも闘える人たちの集まりなんだから、どういう状況になってもそれを忘れないでほしかったの。絶対そこに対して自分を誇ってほしかった」って心底痺れる言葉だった。 

 すき焼きの場で「1年後には自分たちだけでライブはやりたい」と話していたことが実現したのがZeppだとわかり、だから「夢はどんどん言っていく」って言うようになったのかな~と感慨深くなってしまった。

 

 そしてまた2016年をたどると、7人の夏が終わりドリボが終わり、美勇人くんはえび座、さなぴはダニボ、謙ちゃんは三婆、もろちゃんはクロハへ出演だったかな。

 はぎあられおの年下3人だけでジャニアイの稽古をしていた時期はひとつの危機だったと。萩ちゃんと顕嵐ちゃんからやるせなさや悔しさがすごく伝わってくるんだけど、「あそこも危機、だったのかなあ」と投げ込む怜央の言葉には、あまり自覚なくその場に挑んでいたのかなと思えてちょっと微笑ましかった。

 怜央のことだから、ただがむしゃらに頑張っていただけなのかもしれないけど、ただただ一生懸命取り組めるのも素晴らしい才能だと思う。

 元気で素直な最年少であってくれる怜央が本当にLove-tuneの宝だと思うし、去年美勇人くんの誕生日に美勇人くんと過ごしてくれてたの嬉しかったな~。誕生日の頃にはえび座も終わって落ち着いていたみたいだけど、グレてたあとの和解までは至ってない時期のはずだからさ。嬉しかったな。

 なんかいつも、怜央が楽しそうにハシャいで笑っていたり、「Love-tuneに入れてよかったな」と言ってくれるのがすごく嬉しくて。月刊TVfanで、怜央が気遣い屋さんなところを兄ちゃんたちがしっかり見てくれているのも嬉しい~嬉しいこと連発。これからも美勇人くんとブランコ乗ってね。

 そしてZeppを終えて、あの無邪気な最年少から「ライバルは他のグループだけではなく、芸能界、音楽界全体なんだと痛感しました」って真理が出てくるのにもグッときた。頼もしいよね。結成当初から怜央の可能性にらぶの未来を感じてる!なんて言ってきたけど、この言葉はほんと震えた。

 

 そんなZeppライブ開催に至るまでのスーパー詳細は5年後10年後に話してくれるらしい。そんな先々にも楽しみが!!とワクワクしながら読み進めると……あそうそう、この記事でライターさんが口を挟むのは「Zeppでやろうとなったキッカケはあるんですか?」だけなんだよね。紙面上省いたようにも感じない。ある程度の指示はあるんだろうけど、軌道修正されなくても大きく脱線もせず、ちゃんと自分たちで話を進めていけるのがすごい……。

 Zeppについては謙ちゃんが「僕らの場合は多分お客さん、というかファンのみんなの声があったからじゃないかな。これだけ呼べそうだから、みたいな感じから始まった。でも、本当にタイミングなんじゃないかな。」とだけ話してくれたのを勝手に読み取ると、そういう「動員の指標」になったのは今年のクリエかなーと思えるところ。

 メンバーが「Zeppやるよ」と聞いたのが4月28日のMステに出た日で、クリエの当落が出たのが3月13日だからその申込数が影響した可能性は高いと思う。候補にあがった会場、Zepp DiverCityが2500だから同規模だと、

NHKホール(3400)
日比谷野外音楽堂(3119)
TDCホール(3000)
新木場STUDIO COAST(2400)
中野サンプラザ(2222)

 ざっくりこのあたりなのかな~。Zepp Tokyoももちろん同規模。だいたい3000人くらいを基準としたらTDCが真っ先に候補として上がってもおかしくないけど、ほかが真似できないところとなればきっとすぐ外れるね。野音も十分に全然射程圏内だから野外でやるのも見てみたいなあ。

 

 Zeppの話に流れがいったところで、突然さなぴがLove-tuneがバンドをやるってなったとき、俺正直戸惑ったんだよ」とグループの根本的な話を切り出した。驚きしかないよステナビ! バンドありきで、バンドをやらせるためにLove-tuneは始まったと思っていたよ!!

 私自身バンドを長いこと応援しているから、らぶのZeppが決まったときは嬉しい反面、「バンドもやっているグループだから……ってだけではZeppに立ってほしくない」と思った部分が少なからずあった。そんなこと言っても仕方がないし、ジャニーズJr.がZeppに立てるってだけで、その場を任されるだけで物凄い事なんだけど。

 ただ、Zepp DiverCityはオープンするときに好きなバンド(UVERworldという)がこけら落としをさせてもらった場所だったからこそ思い入れが強いのもあった。Love-tuneZepp初日に行けることになったとき、初めて彼ら単独のステージを見られることに舞い上がりながらも「バンドとしてどうなのか」という点での嘘は絶対に書きたくないと思っていた。

 びっくりするくらい、Love-tuneは「ちゃんとバンドだった」。

 もちろん技術はまだまだで、よりよくなるためにもこれから伸ばしていくべきところがある、そうでないと困るんだけど、Zeppに立つことがどういうことなのかちゃんとわかってくれているなぁと感じた。それがパフォーマンスからも伝わってきた。

 そんな風に思っていたら、

真田:俺らがZeppに立つってどういうこと? って思った。やっぱりあそこはすごい所だから、ギタリストとして立つってなるのって本当にプレッシャーでさ。
森田:わかる!
真田:バカみたいに弾いたけど、あの立った瞬間は一生忘れないんだろうなって今も思うよ。
(中略)
真田:アイドルがZeppに立つって本質がないと。ある程度、背負わないとって。Love-tuneで自分がZeppに向けて何を背負うか……。俺は音だと思ったんだよね。

STAGEnavi vol.18 より

 ちゃんとさなぴが話してくれた。どういう気持ちであの場所に立っていたのか。個人のページでもがっつりと。さなぴの言葉が本当に頼もしくって。。

 単独ライブができる!やったー!だけじゃない。その場を与えられた意味や、そこで何を背負うかってことまで考えられるのは本当に本当にすごいと思う。さなぴにその覚悟があって、きっとみんなにも伝わってLove-tuneで共有できたからこそ、出来たことや得られたこともあったんじゃないかなあ。

 私はそんなに耳がいいほうじゃないけど音が悪ければ不快に思う。この間、良すぎる音と悪すぎる音に出会って、極端なものはわかるんだなーと感じたところ(笑)。

 難しいことや専門的なことはわからないけど、らぶのZeppはすごく気持ち良く見られてちゃんとバンドだ!と感じたんだから、その体感を大事にしたいと思う。CALLからのFinally Overは天才だ。ロックだった。もうちょっと飛ばしてもいいと思ったくらい。らぶの口から「うわもの」なんて出てくると思わなくて前のめりになったよね。

 今までもさなぴと萩ちゃんの仲は大丈夫かなと思うことがちょいちょいあったけど、ライブ後こうして振り返る記事が雑誌に載ると少しばかり安心する。月刊TVfanのメンバーへの愛を語るやつすっごくよかった……ふたりが喧嘩(深夜のスタジオでぶつかったという青春まっしぐらな話)した具体的な内容も後々になって出てくるといいな。

 

 Love-tuneZeppで得たこと……

森田:ZeppLove-tuneが単独でやったという経験は、ちょっとスタートラインに立てた気がするな。
真田:タレントとしてね。
森田:いろんなアーティストさんがZeppでやる中で俺たちもステージに立てて、自分たちのカラーを出せて、お客さんと盛り上がれたという経験はこれからに繋がるって思えたな。
萩谷:でも、毎日反省会だったよね。スタッフさんが全員僕らの楽屋入ってきて「じゃあ、今日のダメ出しします」って。帰りのバスの中でも反省会。すごい向き合ってくれて「じゃあ、明日はこうしようか」って。次の日、行きのバスの中でも「じゃあ今日はこうしよう」って。

「スタートラインに立てた」「これからに繋がる」……希望の光にも似た、未来への展望と言うのかな。。メンバー自身が確かな手ごたえを感じていることが嬉しい。ステージの上からどれほど素晴らしい景色を見られたんだろうと想いを馳せるだけで泣けてくる。

 あと、スタッフさん。すごいよ。毎日公演後にスタッフさんが全員来てくれてダメ出ししてくれるなんてどういうこと! 詳しい中身はわからないけど、それだけ本気でLove-tuneに向き合ってくれているスタッフさんが何人もいるというのが本当にすごい!!!

 楽器をやるグループは専門のスタッフさんにもついてもらわないとだから、必然的に関わる人が増える。たくさんコミュニケーションを取る必要があってその分関係性を築かなきゃいけない。メンバーが本気だから、スタッフさんも本気でぶつかってくれたんだと思うんだよ。技術はまだまだでも、もっとできるはずだと信じてくださったからこその意見はきっとあったと思う。

「ジャニーズJr.だから、デビューしてないから」その言葉を甘えに使ってはいけない。甘えさせなかったスタッフさんに感謝したい。厳しい意見によって意識が変わったメンバーもいるだろうし、口々にスタッフさんへの感謝を口にしているのもわかるなぁ。ありがたい。。

 でもその言葉を受けて成長した姿を、これから見せていかないとね。どのスタッフさんにも「また一緒に仕事がしたい」と思ってもらえるような、そんなLove-tuneいてほしいよ。

 

 個別ページで印象に残ったところを挙げていくと、

安井:「何を持って成功なのか?」をみんなでも考えました。

顕嵐:自己満足になってしまっていないか、自問することが多くなりました。

萩谷: ジャニーズJr.ってくくりを忘れて、甘えを捨てて、Love-tuneというタレントとしていろんなものを提供していかなきゃならないんだってことを言われ、ハッとさせられました。

諸星:課題をクリアし、極めていけば僕らはもっと強くなれると思います。その可能性にかけて前進あるのみですね。

美勇人:あんなにすごいスタッフさんが僕らのためだけに動き、一から信頼関係を築き、勉強させていただけたことで、またあのステージに立ちたいという思いが強くなり、新たな目標ができました。

真田:今回僕が意識したのは「音の舵を握る」こと。伝えたいのは言葉じゃなくてギターだったから。

怜央:この先芸能界で闘っていくとなったら、このままでは勝負できないと思うんです、周りにはレベルの高いライバルがたくさんいるから。

 Love-tuneみんな、単独ライブを終えても浮つくことなく、しっかり地に足がついていて先を見ているのがよくわかる。常に考えて、貪欲に、一歩一歩着実に進んできたLove-tuneの強さはこういうところなんだろう。そしてZeppの前からも「次のこと」を話し続けてくれていた謙ちゃんの、「下手な数を打ったところで意味もないし、ちゃんと次に繋げるためにどうするかを考えていかないと。」という言葉をみんなはどう受け取ったのかな。

 Love-tuneの意志は固いなと常々思う。この先も彼らは決して歩みを止めないし、全力で考え、全力でぶつかって、未来を切り拓いていくんだろうと強く思った。

 

 長々と書いてしまったけど……こんな風にステナビではZeppに辿り着くまでのことが詳細に語られていて、ダンススクエアではZeppのステージの中身や意図が明らかにされている。どちらでも、この記事の表題のとおり「Love-tuneの覚悟と背負うもの」を深く感じた。ダンスクは主にZeppライブのことをセットリスト順に語るという天才的な記事が載っている。1曲ずつ天才!天才!って言っていくことになりそうなので割愛♡

 

 Love-tuneには、闇を見せないアイドルでいたい、明るくチャラく楽しそうに見えていたらそれでいい、そういう信念を持つメンバーがいる。
 アイドルだから頑張ってないねとステージで笑って見せるし、決して努力を見せないメンバーがいる。でも頑張ってるんだよね。本当に、目の前にあるそれぞれの課題に喰らいついて必死にやってると思う。

 努力を見せないようにしながらも、Love-tuneはライブの裏側や自分たちの考えをしっかりファンに伝えてくれるグループになった。弱みや闇ではなく、派手な誇張をせずに事実を話してくれる。時々笑いに走るけど(笑)。深夜のスタジオで練習したこと、喧嘩したこと、セットリストを決める際に折衷案で落ち着いたこと。セトリを含むライブの構成について「どういう意図で」「誰が発案した」「振付した」と語ってくれる姿勢が私はすごく好きだ。

「裏話」を一切しなかったとしても、すでに終了した公演そのものには影響しない。でも、「Love-tune Live 2017」当日に至るまでとその最中にLove-tuneが何を思い描き考えていたのか、彼らだけでなく周囲のスタッフもどれほどの思いをかけて臨んでくれたのか、ありのままを話してくれることで初めて理解できることも多い。

 あの子たちはどこまで計算しているのかなあ。自分たちのことを話すことによってグループの在り方を認めてほしい、理解してほしい、その上でついてきてほしいんだろうかと、そんなことも勝手に思っている。

 いや、理解じゃないのかも、「共有」なのかもしれない。「増えていく思い出、忘れないように半分は持っててよ」なんて歌ってくれる彼らことだからね。

 

 私自身、他グループのインタビューはアイドル誌の掲載分はある程度読むけど、ダンスクやステナビのように長文ものはあまり読まないから、私が知らないだけでらぶと似たようなやり方、語り方をしているグループもいるのかもしれない。

 ただ私は、自分の大好きな人が所属している大好きなグループが、こうしたスタイルで活動してくれることが本当に嬉しくて、楽しくて、幸せだなぁと常々思う。時にメンバー同士で意見をぶつけ合い、時に喧嘩をして、何をするにもなかなか決められないので有名だなんて自ら言えてしまうところも好き。ライブをやるときには仲良くなって、期間空くとそうでもなくなるみたいなのも本当面白いし(笑)。

 仲が良いに越したことはない。でも、仲が良すぎるあまり気を使って意見できない環境は好きじゃない(私はね)。喧嘩しても認め合いながら作り上げていくステージには、いつだってLove-tuneの魂が注がれているような気がするよ。

 みんなの愛と俺たちの音でLove-tune。ドレミファソラシって7音なんだなぁなんて今更なことを思いながら、これから7人が7音で奏でる旋律に思いをはせる。

 

 12月14日に発売された「D;J+.」で、謙ちゃんが日本武道館が2019年9月に改修工事に入る、それまでにライブをやりたい」と話してくれた。

 東京ドーム単独公演の前に、ひとつ明確な目標ができたようで勝手に身が引き締まる思い。きっともう彼らの中で「ROAD TO 武道館」は始まっていて、となると来年はどう考えて活動していくのかと期待は膨らむばかり。

 

 Love-tuneは、これから私たちをどんな場所へ連れて行ってくれるんだろう。

 その日まで、今と変わらずついていきたい。

 

 あーーー、Love-tuneが好きだなぁ!!! 

 

 

*1:UVERworld「LONE WOLF」

「死なへん曲を作りたい」

 私が大好きな大切なひとが10年前に言った言葉。

 明日38歳になる彼は、去年だったか、「本気で生きるために遺書を書いた」と何万人もの観客の前で言った。

「俺が死んだら次のボーカルを探してくれ。俺が死ぬことくらいで、このバンドを終わらせない」

 すごくすごく、彼らしい言葉だった。

 

「一生このバンドを続けていく」

 彼らのその言葉を私はずっと信じていて、メンバーの誰かが死ぬか私が死ぬかどっちが早いかなと大学生くらいの頃から今でも思っている。自分が死ぬよりメンバーが死ぬことのほうが、それによってそのバンドがどうにかなってしまうことのほうが恐ろしかった。

「Live everyday as if it were the last day.」
 =「毎日を明日なきものとして生きろ」

 そう彼らに伝えられた言葉通り、私はバンドを応援していても、俳優、アイドルを応援していても、その対象が生身の人間である限り「死」というものを頭の片隅に置いて生きてきた。 

 生身の人間を応援するにはその覚悟がいる。

 距離的にもスケジュールやチケットの倍率を見ても気軽に会いに行けることはなく、簡単に想いを通じ合わせることもできない、そういう関係性だからこそ「いつ目の前からいなくなるかわからない」という覚悟は、常に必要だと思ってる。

 覚悟があっても悲しいことには変わりないけどね。

 

「これで大丈夫です。誰も迷わないです、僕が死んでも」

 遺書を書いたことをインタビュアーに尋ねられ、彼はそう言った。そのとき、昔彼が「死なへん曲を作りたい」と言った言葉を思い出した。

 自分が死んでも、バンドが生きていけるように、彼らを必要とする私たちが道に迷わないように、しるべを残してくれているらしい。

 そんな日来てほしくないけどなあ。。

 どこまで行ってもひとの命は有限で、永遠の命なんてない。

 でも、彼らが作った曲は死なない。

 それに彼らの歴史も、彼らの功績も、言葉も、永遠に残り続ける。

 ただ、いつも生きる力をくれる彼らの曲でも、そのときばかりは聴きながら悲しくて泣いてしまうかもしれないけれど。

 私の葬式では絶対に彼らの曲を流すと決めてる。

 っていうのをちゃんと家族に伝えておかないと流してもらえないことに最近気づいた。どこかに書き残しておかないとなぁ。。

 

 

 先日亡くなられた方のことを、私はよく知らない。

 グループ名はもちろん知っていたけれど、メンバーひとりひとりの名前までは知らなかった。

 ある日突然、自分のとても大切なひとが、そのひとがいるから今日も笑えた、幸せだった、頑張れた、そういう大切なひとがいなくなってしまうのはどれほどの悲しみなんだろう。

 自分には何ができたんだろう、何もできなかったんだろうかって、きっと考えてしまうよね。本当にたくさんの素敵な思い出をくれていたはずだから。

 想像しただけで涙が出る。
 悲しいとか、つらいとか、そんな言葉で言い表せるのかどうかもわからない。

 ただただ、やるせない。

 

  

君がいなくても明日生きていけることなんて
今はまだ知りたくない
優しい嘘には気づかず 生きていたい
信じていたいものを 信じていたい
また会おうねって言った約束も
次会えるその日まで 信じてたい

 

 会いに行きたいひとがいること、そのひとに会いに行けること、それだけで、すごくすごく幸せなことなんだなぁ。。