Love-tune「烈火」

 2018年1月5日、新年一発目のザ少年倶楽部、テーマは「WORLD」。

 Love-tuneが披露したのは、彼らのオリジナル曲の中でも唯一「和」な世界観を持つ「烈火」。

 昨年9月に帝国劇場で行われた「JOHNNYS' YOU&ME IsLAND」にて初披露された楽曲だ。また、その翌月Zepp DiverCityにて行われた「Love-tune Live 2017」では6分近くにもなるフルサイズを披露している。1番は揃えることにこだわったダンス、2番はバンド。少クラで披露されたように、もろちゃんは篠笛、謙ちゃん顕嵐ちゃんは三味線を持つ場面もあった。

 今でもまだ、初日の熱気に満ちたあのZeppで、隣にいらしたモロ担さんたちに「もろちゃんすごいーっ!!かっこいいーーっ!!!」「あんなのいつ練習したんでしょう!?」と勢いよく訴えたときのことを鮮明に思い出せる。彼らの努力を目の当たりにした瞬間だった。。。。。。。

 

 はい、ということでオリジナル曲が少クラで披露されたら歌詞を綴っておくのが習慣になりつつあるので今回も。歌詞(少クラ披露分のみ。フルではありません。)→英語詞部分の意訳→パフォーマンスの感想、の順に記載。意訳はほんとにメモみたいなもの!

 

烈火

詞:ma-saya
曲:Anders Wigelius / Erik Wigelius / Chris Meyer*1

 

Get it! Get dream! Get it! Get it now!

Fire! Fire!
Fire! Fire!

限界なんてない 情熱
臆病な日々に 火をつけろ
運命を自分で 変えるのさ
動き出せ 今すぐ
We can be!

飛び出して Do! Do! Yeah!
戦って Do! Do! Yeah!
転がって傷ついて Life is party

何があったって ハイテンション
野生の勘で Night & Day 烈火 烈火
いつだって Fighting pose

ジタバタして ハラハラして ドキドキして
Never gonna stop
ジリジリして ギリギリのハートが
叫んでいるんだ

We're gonna make us fire!
この街で 生きていくために リミッターを外せ
Gonna make us fire! 最高まで 熱くなれ
太陽より燃えていくぜ!
Now burn it up! Go!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
ごまかして ビビってんじゃねえ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
悔しいのに 笑ってんじゃねえ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
Fire! Fire! We're gonna make us Fire!

Are you ready?

冷めた時代に 奏でるのさ

Fire! この街で 生きていくために リミッターを外せ
Gonna make us fire! 最高まで 熱くなれ
太陽より燃えていくぜ!
Now burn it up! Go!
We're gonna make us fire!
この街で 輝くために スピードを上げて
Gonna make us fire! 常識を 突き破れ
何もかも超えてやるぜ!
Now burn it up! Go!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
ごまかして ビビってんじゃねえ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
悔しいのに 笑ってんじゃねえ! 

Get it! Get dream! Get it! Get it now!

Fire! Fire! Fire!

 

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烈火 =激しい勢いで燃える炎

 

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
 =掴め!夢を掴め! 掴め今すぐに!

Fire! 
 =火をつけろ!

限界なんてない 情熱
臆病な日々に 火をつけろ
運命を自分で 変えるのさ
動き出せ 今すぐ

We can be!
 =俺達には出来る!

飛び出して Do! Do! Yeah!
戦って Do! Do! Yeah!
 =(さぁやれ!みたいに急かすようなイメージ)

転がって傷ついて Life is party
 =人生はお祭り騒ぎ

何があったって ハイテンション

野生の勘で Night & Day 烈火 烈火
 =昼も夜も

いつだって Fighting pose
 =ファイティングポーズ=戦う姿勢でいる

ジタバタして ハラハラして ドキドキして

Never gonna stop
 =絶対に止まらない

ジリジリして ギリギリのハートが
叫んでいるんだ

We're gonna make us fire!
 =俺達は(自分達に)火を付ける!

この街で 生きていくために リミッターを外せ

Gonna make us fire! 最高まで 熱くなれ
 =燃えていこうぜ!

太陽より燃えていくぜ!

Now burn it up! Go!
 =さぁ燃え上がれ! 行くぞ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
 =掴め!夢を掴め! 今すぐに掴め!

ごまかして ビビってんじゃねえ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
悔しいのに 笑ってんじゃねえ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!

Fire! Fire! We're gonna make us Fire!
 =燃えろ! 俺達は(自分達に)火を付ける!

Are you ready?
 =準備はいいか?

冷めた時代に 奏でるのさ

Fire! この街で 生きていくために リミッターを外せ
 =燃えろ!

Gonna make us fire! 最高まで 熱くなれ
 =燃えていこうぜ!

太陽より燃えていくぜ!

Now burn it up! Go!
 =さぁ燃え上がれ! 行くぞ!

We're gonna make us fire!
 =燃えろ! 俺達は(自分達に)火を付ける!

この街で 輝くために スピードを上げて

Gonna make us fire! 常識を 突き破れ
 =燃えていこうぜ!

何もかも超えてやるぜ!

Now burn it up! Go!
 =さぁ燃え上がれ! 行くぞ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
  =掴め!夢を掴め! 今すぐに掴め!

ごまかして ビビってんじゃねえ!

Get it! Get dream! Get it! Get it now!
悔しいのに 笑ってんじゃねえ! 

Get it! Get dream! Get it! Get it now!

Fire! Fire! Fire!

 

(意訳なのでまんま直訳ではありません! あしからず)

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 めちゃくちゃ燃えてんな。アッ、タイトル「烈火」だった。というのが歌詞をちゃんと見ながら見た率直な感想。

 前作の「CALL」とはまた違い、直接的な熱量を宿した歌詞。「CALL」を未来へ進む「着火」の曲とするなら「烈火」は「燃え盛る炎」のような曲。まんま烈火。Fire。

 そしてこの部分に込められた想い。

限界なんてない 情熱
臆病な日々に 火をつけろ
運命を自分で 変えるのさ
動き出せ 今すぐ
We can be!

 最初のこのたった4行。たった4行に。

 Love-tuneとしてどうありたいのか、それが込められているかのよう。

 限界なんてないと。運命を自分で、自分たちで変えるんだと。

 そのあと続くのが「We can be!」なのがすごく心強い。俺達ならやれる!できる!と高らかに叫ぶLove-tuneめちゃくちゃカッコいいよ。

 このサビに、熱いLove-tuneがいっぱい詰まってる気がした。

 ほんとに、これを自分たちの言葉のように放てるのはすごいと思う。あんなキリッと覚悟を決めた表情で歌うんだから、7人にもそれ相応の気持ちがあるはず。あってほしいという個人的な願望だけど!

 それにしても「We're gonna make us fire!」ってすごい言葉だ。俺達は俺達に火をつけるつもり。わかるよ。周りを燃やすんじゃなくて自分達が燃えていくんだLove-tuneは。

 この表現に少し思うのは、時限爆弾的なモノと言うのかな。尻に火が付くと言うか。追い詰められているような意味合いも含まれてるのかなと思って。広義に解釈して「燃える=爆発」と考えれば、後がない時限爆弾のようにも捉えられるし、力を爆発させるというストレートな意味にも受け取れる。面白い。

 それと「常識を突き破れ」。帝劇で「俺達はまともじゃダメなんだ」と叫んだ謙ちゃんのことを思い出した。「CALL」だけでなく、「烈火」もまたLove-tuneの決意表明のような曲になってるよね。自分達の在り方を自分達の曲で歌えるってすごいことだと思う。

ごまかして ビビってんじゃねえ!
悔しいのに 笑ってんじゃねえ!

 これは特に、胸に刺さった。少クラでカットされたから前の記事には書いてないけど、フルの歌詞には「正しいのに黙ってんじゃねえ!」「つまづいてヒヨってんじゃねえ!」というのも、ある。

 人が面と向かっては言いにくいこともこうして歌で伝えられるのは、「歌」の優れた点だけど、アイドルがこんな曲をそう簡単に歌えないよ。歌わせてもらえない。少なくともジャニーズでだって誰にでも歌える曲ではないと思う。

 この覚悟を背負えるのか、この曲を背負えるのか、って疑問に思うもん。たとえ数年後に生まれるだろう後輩にだって、「かっこいいから」と思っても簡単には歌えないと思う。わからないけど。笑

 

 

 演出やパフォーマンスについて。 

 楽曲そのものの展開もすごく多いのにビシバシと場面に合ったパフォーマンスを決めていくから気持ちがいい。フルではなかったけどちょうど4分くらいの長い尺をもらえてて震えた。。少クラでやれる範囲だったらこれが最長なんじゃないかってくらいギュギュっと詰まってた。4分あったらフルでやれる曲もあるよね~そう考えたらやっぱり長いよね。

 曲の展開に合わせるかのように照明も変化がつけられてて面白かった!!! 照明の繋ぎもかっこいい!!

 青いスモークの中から登場したかと思えば全体が真っ赤に染まり、Aメロはピンクが差し色の紫が強い寒色で、Bメロはそこからピンクを抜いた感じ。サビは燃え上がる炎をイメージさせる赤橙黄。階段上に置かれた黄色がガッと光るのがアクセントになってて好き。

 間奏は静かに燃える青から、バンドが始まると激しい赤へ。Cメロでまた青になるんだけどそこから大サビの赤橙黄へ繋がるところめちゃくちゃ綺麗だから注目してほしい……!!! 大サビも1サビと同じ配色だけど、最後はぐるりと回りながら黄色を差していたライトが青に変わってシルエットが残る。抜群にかっこいい。最後、シルエットの美勇人くんの右足、かかとの部分が床との最高な角度を生み出しているので是非見てくれ。美しい。

 紅白見てても思ったけどNHKホールってすごいよね。スタッフさんの力ももちろんだけどステージそのもののポテンシャルが高いな~~って改めて思った。紅白でw

 

 らぶはスモーク使って出てくること多いけどあれも非常に好き。あのひと手間あるだけで全然違うよねわかる。ありがたい。あとシルエットを残す終わり方も好き。

 ハッハッハ!の謙ちゃん、むちゅ恋と同一人物とは思えない。むちゅ恋の謙ちゃんあんなにキャピキャピでプリキュアなのに(?)、烈火では勇ましい挑戦者の目をしているのがたまらない~~特に『Are you ready?』が良い。。

 烈火の振付は振付師さんに「和」をテーマにお願いした*2そうだけど、あまりジャニーズっぽくない気がする振付で新鮮に思える。今回の謙ちゃんセンターV字と後ろのシンメは身長のバランスから見ても安定感があるししっくりくる。下アングルから撮ってるとき頭が揃う美しさ!

「何があったってハイテンション」から後ろに下がっていくフォーメーションが天才すぎる。とくに森田美勇人氏がランウェイを引き返すモデルばりの様相でやばい。あっ彼モデルなんですけどね。5弦ベース弾いてる流し目の天才ダンサーでモデルです(強い)。

 1サビ終わって7人がかざした手が、Love-tuneポーズ*3に変化していくのもめちゃくちゃ気分が高揚する。

 美勇人くんがダンスクでLove-tuneの可能性が広がった気がしたと話していた、やすあらもろの3人ダンスもキレがよかった、、全体的にロボットダンスの動きが多いのはどういう意図からなのかな~。からくり人形みたいなイメージ?とも考えられるけどよくわからないので知りたいところ。。

 からの楽器隊パート! ひとりひとりのカットが本当~~~~にかっこいい!! 激しいギタリストからクールなベーシストの対比が最高でその流れが素晴らしい、、、唸る。

 美勇人くんが本当にもう、本当にかっこよすぎてしんどい、あの表情は殺しにかかってるなと思う(本望)ほんと罪深すぎるよ!?!?!? ヘアセットも好きすぎてほんとにこれはもう有罪だよ!?!??!?!?! 責任持っておたくやります!!!!!!!!

 ? なに言ってるのかよくわからないけどロックにキーボード弾く怜央もめちゃくちゃかっこいいし、萩ちゃんのカメラ目線最高、拝む……前髪の隙間から射るような眼差し、グサッとくるほんとクリーンヒット!!

 篠笛を吹くもろちゃんがドン!と映って、謙ちゃんとのツーショット、から謙ちゃんに寄ったあとは引きのカメラに変わって、大サビはドラム・キーボードが固定位置の2:5フォーメーション。センターに篠笛もろちゃんを置いて竿で挟むかんじ、また新しいLove-tuneを見せつけられたなと、思う。かっこいい。かっこいい。

 いや~かっこいいな、言葉が見つからない(笑)。

 怜央が竿隊の体の向きとちゃんと合わせながら弾いてて隙がない……。踊らなくても、仁王立ち、腰を落とす、体の向きや足の動きなどの身体表現でちゃんと魅せ方を考えてステージに立つ、隙のないところがLove-tuneらしい。

 バンドだけ、ダンスだけでも考えなきゃいけないのに、それをミックスして繋ぎをどうするかとか、とことん細部にも発想を行き渡らせてパフォーマンスできるのは彼らがアイドルだからこそだし、何事も「だけじゃない」Love-tuneの強みだなと思う!!

 この強さと、「This is Love Song」の対比がまたいい。。。

 

 はい、新年一発目のブログ、いつも以上にふわっとした感想になってしまった(すいません)

 秋に作られたオリジナル曲もこれで全部披露したから、15日の収録は何をやるかな??  とりあえず帝劇に行けないので「夜空ノムコウ」の要望をせっせと少クラに出しております。。。でもねーやってほしい曲は山のようにあるんだよなあ、、、だから何がきても嬉しいんだと思う、湾岸の新衣装もじっくり見たいな。

 今年のLove-tuneはどんなLove-tuneを見せてくれるんだろう、本当に楽しみ。

  美勇人くんが「Never gonna stop」と歌ってるので置いて行かれないようについていきたいと思う! あ~~~~かっこよかった!!!

 

 

 

 

 

*1:Anders Wigelius / Erik WigeliusはCALLと同じ

*2:ダンスクより

*3:親指、人差し指、小指を立てて、中指と薬指を曲げた仕草。アメリカの手話で「I love you」の意味。