担当決めは必要なのか

数年ぶりにジャニオタに出戻って、目にした「担当」という文字。
これぞジャニーズ!!!
廃れて!ない!いまだ現役!!懐かしさに一人でにやけた。

 

まさかジャニーズのファンクラブに入る日が来るとは - あいはめぐる

前回書き散らかした通り、思い立ってHey! Say! JUMPのDVDを見させてもらった。

過去の記憶と照合しながらメンバーの成長を喜び、同時に自分が年を取ったことを実感。
知らなかった一部メンバーの名前と顔を一致させ、髪型が変わったら怪しいなあと苦笑いしながら1枚目を嬉々として見たあと、2枚目の東京ドーム公演を再生し始めると、案の定、覚えたての子たちについては「えっと……えっと……」状態。最初はそんなものか。。

 

今回は「担当」について。
私は以前から担当・推し至上主義的な傾向があり、「いちばん好きなひと」に傾倒するあまり他メンバーの扱いがぞんざいになりがちだった。
極端に言うと、常に自担固定カメラで他のメンバーに興味がない。グループの中に「好きじゃない子」がいる。極端な話ね。嫌いとかディスるとかはない。心の中でそっとしとく。
全員を同じくらい愛したいし好きになりたい気持ちはあっても、それは無理やり作るものでもないし、グループ愛があれば個々への想いに差ができても仕方ないかーと諦めてきた。

 

さて、Hey! Say! JUMPのメンバーは今、9人いるわけだ。
私が今まで好きになったグループの中で最多。
ものすごいメンバー差が生まれそうで少しドキドキしていた。
危惧するところはあったが、それでもアイドルを好きになった私がまずやりたいのは「担当決め」である。

担当を定めるにあたり、1つのポイントは「ダンス」。
昔から「きれいなものが好きだよね」と友人たちから評されるくらい、きれいなものや人が好き。

ところが、
JUMPのダンスは揃っていてキレがあって、全体がもうきれいだった。
まずそこに魅了されたため、どこを、誰を切り取って見るという視点がピンとこない。
角度もきっちり揃えるというのは、練習を重ねて全員がそれを体に刻み、意思統一の上1つずつ意識して、繰り出さなければならないと思う。
それだけで「この子たちめっちゃ頑張ってる!」と1つの感動が生まれた。
「SUPER DELICATE」の千手観音まじでしびれた。震えた。笑

 

そう、「SUPER DELICATE」だ。
歌い出しの寄り。
ぶち抜かれる山田涼介。

かなり近い。
それでも引くくらい美しい。
ちょっと目が茶色なのね。色素薄いのね。肌白いもんね。

まだこのときは裕翔とのポジション争いについて詳しくわからなかったけども、ライブを見ていたら「努力して得たポジションなんだな」と感じられた。
きれいなものが好きでも、きれいなだけで人を好きにはなれないわけだ(ややこしい)。

きれいな人はきれいなだけで得をしていると思う。
自分もあんな顔になりたいなあと好きな女優さんを見ては、生まれるところからやり直しだってよく思う。
でもきれいなだけじゃやっていけない。
生まれ持った美貌は1つの武器でしかなく、そこを磨き、他にもたくさんの武器も磨かなければならない世界なんだと改めて気づいた。
それはジャニーズというイケメンの巣窟にいて、常に求められてきたものなのかもしれない。目に留まるかどうか、バク転などのアクロバットができるかどうか、楽器ができるか、どれだけ踊れるか、武器の有無で活躍の場も左右される。

そして、努力できるかどうか、それも大切な武器。

センターに立つやまだを見て、「努力して得たポジション」と感じ、彼がそこにたどりつくまで何を乗り越えてきたのか、ものすごく気になった。彼の中に「アイドル・山田涼介は、こういう存在でいたい」そんな信念があるような気もした。

そんなわけで、暫定やまだ担当、彼視点に色々と勉強していこう、と決めた。

その後は知れば知るほど状態だった。過去のインタビュー記事や、見ていなかったドラマなど。掘れば掘るほど出てくる動画。ラジオ。約2か月そんな状態が続いている。何回も見たいやつもあるし。休日とは。。

古い友人にやまだがいちばん好きだよと伝えたところ「一番顔きれいだもんね」と返事がきた。でもそこだけじゃないんだって!笑

絶対エースは伊達じゃないなと。

そのポジションも、努力し、たくさんのものを背負い、打ちのめされても立ち上がり、Hey! Say! JUMPを愛し、情熱を注いできた先にあったものだと気づくことができた。

 

それから、

危惧していた、メンバー格差。

やまだを愛するあまり他メンバーを蔑ろに……なんでおまえなんだよとか……やまだもっと出せとか……

そういう負の感情が

 

一切ない!!

みんな好き!


みんな好きだと思えるのは、私の中では革命でしかなく。
9人もいてそんなことがあり得るのかと。
ありえた。。そんなことが地味に嬉しい。当たり前かもしれないけど私にとってはすごいこと。今まで知らないふりをしてきたJUMPだけれど、改めて、出会えてよかったと思っている。

最近は雄也が可愛くて仕方ない。「えっ山形!?」のリアクション好きすぎエンドレス。

いのちゃんは建築アイドル頑張ってほしい。テキトーに見えて男気溢れるところが好き。

薮ちゃんの歌声に痺れる。声変わりする前からきれいな声で歌も好きだったけど、変わった頃もよく、今はさらに渋さも入って本ッッッ当にいい声。男前に成長してた。笑顔はでも可愛いままだ。

ひかちゃんはJUMPの支柱。頼りになる。メンバーを立てる姿が素晴らしい。溢れる才能とアイデアに乾杯。

大ちゃんは歌声もいいしラップの声もいいし可愛いしいっぱい食べる君が好き! 毎週食べるところが見られて最高ナンデス。

裕翔はどう見てもきれいな顔で、モデル姿が本当にかっこいい。バレリーノ連ドラ化するといいなあ。カメラマン裕翔の作品集はいつ出るのか。

ちぃちゃんは可愛く見えていちばんかっこいいなと思うくらい男前さ秘めてる。大野くんとたくさん仕事できるといいね。楽しみだよ。金メダル男の宣伝で嵐さんの番組にたくさん出たりしないのかしら。

そして圭人。

いのちゃんがよくJUMPの秘密兵器、最終兵器と言われているが、本当の最終兵器は圭人だと私は思う。

アルバム「JUMPing CAR」の特典映像。レコーディング風景で見た「山ちゃんと、え、岡本なの?」発言*1の謙虚すぎる姿勢がとても気になった。謙虚というか自信のなさというか。。

そして、テント座談会では「1つ思ったんだけどさ!」発言が暴露され、やまだからは「smartコンの打ち合わせでは、俺にこそっと言ってきて、そこから俺がみんなに言ってたんだから、自分で発言するようになったのは成長」エピソードが。

薮ちゃんの「圭人がハモってんの!?」発言にも驚いた。そこびっくりするところなのね。。

圭人は本当に気になる存在。

自信をもっと身に付けた彼が多くの場で活躍し、大きく羽ばたく日が楽しみで仕方ないし、メンバーもその日が来ることを信じていると思う。

「え、岡本なの?」を横で聞いているやまだは、その発言を否定しない。そんなことない、とか、フォローのしようはいくらでもあるのに、圭人がそう思うならそうだね、とでも言いたげだった。それでも雑誌の取材では「あいつは武器を持ってるし誰より努力してる」と語るのだ。

他のメンバーにしても、同じようなことを話す記事が見られた。そうやって見えてくる信頼関係がそのまま圭人への期待値を表しているんじゃないかと勝手に思っている。

 

長くなってしまった。。

知れば知るほど、本当に素敵なメンバーばっかりで。そんな彼らの中に担当って必要か? と思わないでもなかった。

それでも、バラードを聴いていて心を揺さぶられるのはやまだなのである。

薮ちゃんの声がいちばん好き!雄也もいい声!いのちゃんも!(以下全員続く)となる流れで、やまだのターンが来た瞬間にひれ伏してしまう。一瞬で引き戻されるありさま。ちょっと怖い。

担当が必要かどうか、そこではなかった。

それほど自分を魅了する山田涼介を、担当と言わず何とする。いや、担当と言わせてください。。

 

余談だが、

一番「担当」を意識したのはジャニーズショップに行った時だった。全員好きでも全員分買うわけにはいかない。資源は有限。そこはやっぱり【自担を優先的に】【あとはごめんやけど削る】方向でいくしかなかった。

この場合の担当とは免罪符に近いものがある。でも宝くじ当ててみんな買いたいのが本心。今度行くときはやまだ以外も買う予定。免罪符とは……

*1:ここに限らず、引用の類はニュアンスで捉えていただきたい