ライブTシャツをトートバッグにリメイク!

 「Love-tune Live 2017」で販売されたグッズTシャツを使って、昨年11月にトートバッグを製作。そのときTwitterのモーメントにまとめたものの、ちゃんと制作過程をブログに記しておこう思い2ヶ月下書きを放置してましたが今日こそは書きます。画像多めです!

 

 バンドだったり舞台だったり、たくさんTシャツを持ってて一度はやってみたかったトートバックへのリメイク。美勇人くんのデザインしたTシャツを毎日着ることはできないけど、トートバッグなら日常的に使えるかなと。

 完成品はこんな感じ。
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ユザワヤで購入した材料

・裏地(内側の布)→110センチ×50センチ 700円
 伸縮性のない、帆布のような分厚い生地がおすすめ。今回わたしは1メートル1400円の生地を50センチで買ったので700円。余りでA5サイズ程度のポケットを2つ作った。

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・持ち手→黒の合皮(46センチ)
 身長156センチが持って肩にもかけられる、床にもギリつかない長さ。

・接着芯
 ライブTシャツは薄く伸縮性の生地が多いので、接着芯を貼ると作業がしやすく、使うにも長く使いやすくなると思う。今回は厚手のものをTシャツの裏面に貼った。

 

買えばよかった

・装飾品
 今回なにも用意してなくてしくじったんだけど、Tシャツの前がロゴのみのシンプルなものだから、スパンコールやリボン、ワッペン、レース、などなどを付けると可愛かったかな~と思った。計画性がない。せっかちだから「また買いに行って来週完成させよう」という気持ちがない。スパンコールくらいまた付ければいいじゃん!(適当) 今はやりのフェイクファーでポケットつけたらかわいかったかな~。

 

用意するもの

 ・ミシン(糸は白、紺、黒を使用)
・まち針と縫い針
チャコペン
・裁ちばさみ
いい感じの大きさの紙袋 ←型紙に使うよ

 

つくりかた

1、型紙をつくる

 Tシャツに合わせながら、いい感じの大きさの紙袋を解体して型紙にする。

赤線を切断して
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開くと2枚の型紙になる。
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 紙袋がなければ採寸してこういう形の型紙を作ればなんとかなる。足りない長さはコピー用紙などを切り貼りして足す。
 1枚は外側(Tシャツの布地)に当てる用、もう1枚は内側用にする。

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 ↑の感じで表のTシャツ生地を内側に折り返したかったので、内側の型紙は縦を4センチ程度短くつくりました。外側用の型紙を折り曲げて、「このくらい折り返したら可愛いかな~」という適当な長さ。

 

2、Tシャツを切る

 縫い目ギリッギリのところを攻めて裁断し、2枚の布にする。 タグを有効活用するので、きれいに糸を解いて外しておく。
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CALLの方もついでに取った。
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 裁断するとこんな感じ。袖は使いませんでした。

 

3、接着芯を貼る

 接着芯を型紙より大きめに切り、裁断したTシャツの裏面にアイロンで貼っていく。胸側、背中側どちらにも。
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4、型紙に合わせてチャコペンで線を引く

接着芯の上に型紙を重ねて、チャコペンで縁取る。超見づらいけどピンクの線です……。
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5、ふたたび裁断

 引いた線より1センチくらいのところを裁断する。

 

6、内側用の布も型紙に合わせて線を引く→裁断

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 Tシャツは前身頃と後見頃で2枚の布になってしまうけど、内側の布は1枚になるようにする。そのほうが多分頑丈。

 

◎番外編・ポケットを作る

 iPadiPhoneを入れるポケットがほしかったので余りの布で作ることにする。
 適当な大きさに切って、端を折ってぐるっと縫ってから*1くっつける。
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↑ポケットの元。ひっくりかえして、|_|ポケットの口を開けて縫う。iPhone用の方は、半分くらいの場所を縦にも縫って、小さいポケットが2つある感じにした。|_|_|こんな感じ。
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 手前がiPad用。でかい。

 

7、口の部分を繋げる

 表の布と内側の布を繋げる。
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 全体が縫い終わったらひっくり返すための返し口を作らないといけないので、1枚だけ真ん中あたりを縫わずに10センチくらい開けておく。私はポケットがついてない側(ロゴだけが入ってる方)に返し口を作ったけど画像がない。

 

8、タグをつける位置を決めて縫い付ける

 縦のラインを縫うときにタグを巻き込んで縫うから、適当に手縫いする。ハサミを入れた線ではなくてチャコペンで引いた仕上がりの線から飛び出るようにしないと失敗するので注意。どのくらい顔を出せば可愛いかの悩みどころ。
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 このへんかなーと決まったら↓↓

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 手で縫う。手で縫った糸も外から見えないように、縫いしろの部分に縫い付けるようにする。

 

9、縦を縫う

 今1枚の長い布状態になっているのを半分に折って、縫っていく。
 写真がなかった……ピンクの線。
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10、底を縫う

 Tシャツ生地の底(上の画像オレンジ)も縫う。

 

11、マチの部分を縫う

 ◇こんな感じでマチ部分が空いているはず。そこを縦に潰すと、横一直線になるはず。縫う。内側も、
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 外側も。おかしなところから布が出てるのは私のミス。
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12、ひっくり返す

 表の布が内側に侵入してくるラインを調整。内側の布が短いので、底をちゃんと合わせる。
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13、返し口を手で縫う

 上の部分が歪になってて、手縫いしたところ。
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14、入り口にステッチを入れる 

 基本的にミシン糸を外側の布→紺、内側の布→白で縫ってきたんだけど、ステッチは黒で。持ち手に合わせるのと締まる感じがするよ*2
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15、持ち手を付ける

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 左右対称かつ表裏対称につけるのに非常に苦労する。頑張るしかない。
 ちなみに、持ち手の合皮にはあらかじめ穴が開いているものが多いので、表裏はその穴を合わせるかんじ。
 縫い方は×になるように縫いました。何回も何回も何回も縫う。

 

完成!!!
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反省点

・手書きロゴの下が寂しかった。襟首のすぐ下にロゴがある関係上、ロゴの上に布をあまり取れないことにもっと早く気づけ。
・型紙をミスって下が長かった。マチをもっと広く取ればよかった。10センチくらいがよかった~~早く気づけ。ポケットつける前に気づけ。

 

 背面のデザインが意外と大きかったことでどうしたものかと思ったけれど、A4がばっちり入るし、うちわも入る大きさに仕上がったので現場に行くには良い大きさかも?

 また作る機会があれば見返すかなあこの記事……ブログにするならもうちょっとちゃんと写真撮らなきゃだめだ。笑

 

 

 

 

*1:一回折り曲げるだけで縫い付けてもいいんだけど、糸が出るのがイヤでガンガン縫った。結果ぶあつくなる。

*2:まぁイケるかなと思って最初紺でやったんだけど、青っぽい紺だったからすさまじく微妙だったから無理やり重ねました。