薮ちゃんの話

ちょっと早いけど、いつも集まってる4人の都合もあって27日に薮ちゃんの誕生日会をやってきました。今年は10周年だし担当の誕生日だけでもちょっと盛大にやろうか~って感じで、ケーキをオーダー。結局みんな揃えなかったけど笑

珍しくピザなんて買ってきてね~~楽しかったなあ!

撮影会の様子。

薮担ちゃんに写真を並べてもらい、

薮担ちゃんがいつも送ってくるスタンプにはぬいぐるみもあったのだ。。かわいい。。。「かえるのピクルス」っていうのね。黄緑と黄色がハイタッチしてるやつまじ「やぶひか!!!!」ってなる。ピンクの子もいて「やぶちね!!!」もできる。

たまたまこの日は年末年始のグッズを配布するついでに私のポスターも額で持ってきてたんで(笑)それも一緒に背景として入れてみたり。

 

ケーキのイメージは紗々の衣装。

イチゴが薔薇になってるんだ~~~チョコレートのコーティングがとぅるんとぅるんで美しかった。。。味もおいしかった。次もこのお店だね~~~!笑

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やまだのときはイチゴタルトがいいな、、イチゴいっぱい、、んー何がいいかな、、、

 

上映は、「JUMPing CARnival」「2006年の少クラ(薮担ちゃんセレクトによる抜粋)」「SUMMARY 2011 in DOME」。

少クラはYa-Ya-yahとかJ.J.Expressとかのバックで踊ってる山田がすごいシャカリキで可愛くて、すぐ見つかる~~♡かわいい~♡連発

SUMMARYは私が愛しのプレイガール全然覚えてないって話してたから持ってきてくれたみたいで(涙) でも聞いてもわかんなかった! 残念!!! でもやぶひかは最高!!

また当時のいろんな話を聞かせてもらって勉強になった、、今では当たり前のようなこともそうじゃないんだな~と思うと本当にすべてがありがたいね。この気持ちを大事にしなくては。 

 

 

誕生日会の話はこれくらいにして、まとめきれずにずっと下書きに置いたままになっていた薮ちゃんについての記事を、この機会に加筆して誕生日祝い用にしようと思う。

 

薮ちゃんについて書こうと思い立ったのは、2016年7月13日にHey! Say! JUMP・5枚目のアルバム【DEAR.】のリードトラック「Masquerade」のMVが先行公開されたときだった。

薮ちゃんがセンターに立つ大サビを見たとき、私は「薮ちゃんが真ん中に立つとこんなにすごいんだーーーー」と驚きと共にちょっと引いたのをよく覚えている。金髪の薮ちゃんは帝王みMAXだから余計にインパクトが強くて、Hey!Say!JUMPのセンターに薮ちゃんを立てれば周りが消えるなぁとすら感じた。それを思うと、デビュー当時にやぶひかのポジションが両サイドだったのも何となくわかるな~とも。

強い薮ちゃんが端にいることで全体が見えるし印象が消えない、9人がドンといる雰囲気が作られるんだろうな。まあ、私の主観だけどね!

 

結成・デビュー当時の薮ちゃんは高校3年生で17歳だった。

Myojo 2014年1月号に掲載された1万字インタビューで語られた当時のエピソードを一部抜粋。

――でも、やめるという決断はしなかったよね?

「ちょうど、ジャニーさんに会うタイミングがあって。そしたら、なんか、“薮と光はなー。Ya-Ya-yahがあるからなー。でもなー。どうしよっかなー”とか言いながら、Jr.の名前を書き出してたんですよね」

――何のために?

「今思えば、Hey!Say!JUMPのメンバーを決めてたんですよね。で、俺と光の名前も入ってる、メンバーを書いた紙を渡されて、“どう思う?”って聞かれて」

――なんて答えたの?

「山田(涼介)も(中島)裕翔も、みんな年下だし、岡本(圭人)とかほとんどしゃべったことなかったんで、戸惑いましたね。それに、今から俺が発する言葉で、このコたちの人生変わっちゃうんだなって思ったから、軽はずみなことは言えないなって。“僕と光は、Ya-Ya-yahでいきたい”って言うべきなのか……。でも、ここでデビューできなかったら、また何年も待つのかとか……。いろんなことを考えて。結局、“うん……いいんじゃないですか”って」

――そう答えた、決め手は?

「ここがターニングポイントになるんだなって。さっき“デビューには固執してなかった”って言いましたけど、やっぱ心の底では“デビューしたい!”って、俺は思ってたんだって気づいたんですよね」

――なるほど。

「そのあと、“ユーと光にまとめてほしいんだよね”みたいなことも言われて。俺たちは今まで、先輩にかわいがられてきて、人の上に立って何かをするってことを何もしてない。まして俺も光も末っ子気質だし。そういうのできるのかなって思ったけど、でもやんなきゃダメなんだって思いましたね」

――決意を込めた決断だったんだね。

「うれしいけど、つらいみたいな。複雑でしたけどね。Hey!Say!JUMPになるっていうのは、どんなに近しい人間でも言ってはいけないって言われてて。俺と光以外のYa-Ya-yahでのメンバーは、何も知らない。それが、すげーつらかったですね。Hey!Say!7ができたとき、Ya-Ya-yahで話し合って。“俺たち、これからも、この4人でがんばろうぜ”って語り合った後に、Hey!Say!JUMPの話を聞いたんで……」

――しょうがないけど、キツイね。

「誰かがデビューするってことは、その何十倍の人間が落ち込んでるんですよね。めっちゃデビューしたいって思うコは何百人、何千人いると思うから。だから、選ばれたんだったら、その人たちの悔しさも背負わなきゃダメだって。Hey!Say!JUMPのっていうグループになったんだったら、ふたりには申し訳ないし、僕自身もつらかった。それでも、やるからには、みんなの分までやんなきゃって思いましたね」

10人のメンバーを選んだのは薮ちゃんじゃないけど、ジャニーさんに返した一言が自分以外の9人の人生を左右するんだという重みを理解しているところが、その先の薮ちゃんの行動に表れているのかなあと思う。

選ばれなかったみんなの分までやんなきゃという言葉が、慣れない「まとめ役」を務める努力にもきっと繋がってる。このメンバーをまとめなくちゃと17歳で背負うことの重さ。最年少は小学6年生、まだ日本語が怪しくキャリアのない圭人、ごくせんでいっぱいいっぱいだった雄也。伊野尾ちゃん以外はみんな後輩、みんな思春期まっただ中。こんな12歳から17歳までの10人グループをまとめるって本当に尋常じゃないことだ。

ポジションにしても、2016年の5月に薮ちゃんがチカラウタに出演したとき、MCの小山慶ちゃんが「JUMPがデビューして、やぶひかが真ん中にいないことに違和感があった」と話し、薮ちゃん自身もデビュー後の自分の居場所について悩んでいたと語った。

そして、光くんはMyojo1万字インタビューでポジションの変化について聞かれ「そこは切り替えて」と返していた。

人気のあるふたりが脇を固めることで他を埋もれさせず、ほかのメンバーを支える、押し上げる意味もあってのポジションだったのだろうなというのは今だから言えることで、Ya-Ya-yahは??あれだけの活躍をしていた人が端???と思わなかったYa-Ya-yahファンはいなかっただろうし、もちろんJUMPがデビューしたことでファンを辞めた人もたくさんいただろうし。

本人たちも、気持ちを切り替えてすべてを前向きに取り組むのは簡単なことではなかっただろうなあ。。

本当にいろんなことを言われたと思う。うちわにも書かれただろうし。ファンは彼らが口にしないことは知りえないからたくさんの誤解もあって、どうしようもないこと、どうにもできないことで責められたこともたくさんあっただろうな。

それでも薮ちゃんはステージに立ち続けてくれた。

薮ちゃんと光くんがいなかったらJUMPはどうなっていたんだろう。 

ふたりはどれだけのものを背負っていつもそこにいたんだろう。

 

2017年1月19日。

帝劇でYa-Ya-yahが復活したとき、本当に本当に、すごいグループだったんだと改めて思った。グループは6年、冠番組も5年近くやっていたんだもんね。光くんはJUMPaperやらじらーで話してくれたけど、そこに触れなかった薮ちゃんは、やっぱり後ろを振り返らない男なのかなあ。

どこかで、あの日のこと、昔話をしてくれたらうれしい。もちろん、薮ちゃんが「話さない」を選ぶならそれを受け入れたいと思う。いつか何年か経ったときにってこともあるかもしれないし。薮ちゃんはぽろっと重大なことを話す人だなと思ってるから、いつか「実はね……」って知らなかった話が飛び出そうでもある。

 

薮ちゃんは実質的なリーダーという言われ方をすることもあるけど、リーダーと言うよりも本当にJUMPの支柱だなって思ってる。技術的な意味でも、精神的な意味でも。

おじさんとか、おじいちゃんって言われるのを一部のファンはきっと快く思っていないだろうけど、あれだけ明確な先輩後輩の差があったJUMPが、やぶひかをそうやってやいやいイジってるのを見ると本当に良いグループに成長したなあと感じる。

メンバーがお互いを愛し愛され、仲良くわちゃわちゃしてるのは本当に幸せな光景。薮ちゃんは自分が引っ張ってきたなんて言わないだろうし思いもしないだろうけど、ファンもメンバーも薮ちゃんのやってきたことの大きさはよくわかってるんじゃないかな。

 

薮ちゃん、27歳の誕生日おめでとう。

薮ちゃんにとってこの10年はどんな日々だっただろう。

サッカーを始めとするスポーツ全般、歌、雑学、芝居、たくさんの武器を持ってる薮ちゃん。それらを生かした仕事がやってくる2017年になってほしい。キッカケでもいい。JUMPのことばかりじゃなくてもっともっと貪欲に自分の可能性を広げてほしいな。

薮ちゃんの笑顔と、美声と、かっこよさと可愛さ、とってもチャーミングなところ。挙げだすとキリがないくらいの魅力をたくさんの人に届けられますように。

 

どーんと始まる10周年year、とってもとっても楽しみに、そして期待しています。

 

 

2017年1月31日