Where My Heart Belongs
「Where My Heart Belongs」は、2012年~2013年にかけて上演された「ジャニーズワールド」の劇中曲、と言っていいのかな。
これに限らずJUMPの出演した舞台作品は映像化していないものも多いため、新参者にはこの曲がジャニワのどういう場面で歌われていた曲なのかを体感することができません。舞台は生もの、という意思表示なのかもしれないけど!映像でも!じっくり見たかった!
さて「Where My Heart Belongs」ですが、以前少クラとジャニワ感謝祭で披露されたものを見て聴いて、尋常じゃなく心奪われました。休日中にジャニワ感謝祭を見ていて、改めて訳詞を整えたいなと思って記事に残しておきます。少クラで披露した長さの歌詞です。
山田涼介がほぼソロで歌唱を担当しているけれど、私にとってこの曲は知念侑李の曲というイメージがとても強い。力強く繊細に……バレエのコンテンポラリーかな、それを踊る19歳のちぃちゃんがものすごーーーく印象的です。
ジャニーズでこんな踊りをできる人もいるんだ、と驚き目を奪われました。
あまりJUMPのコンサート等ではやれないと思うから、ちぃちゃんにも「すごく踊る舞台」に出てほしいところ。
玉野和紀さんがすごく好きだから玉野さんの作る舞台にちぃちゃん出てほしいなー、今度玉野さんは中山優馬くん屋良朝幸くん主演の「クロスハート」を手がけられるのでその縁でぜひ、、、
クロスハートはJr.の諸星くんと寺西くんも出るね、私の好きな俳優さんたちも出演されるからたくさん学んでほしいところ(なに目線)。
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Where My Heart Belongs
作詞:EMI K.Lynn 作曲:佐藤泰将
How many years have passed?
どれほどの年月が経ったのだろう?
The precious things in life
僕の人生で大切なもの
Remember the dream I drew on my heart
心に描いた夢を、思い出す
When I close my eyes I ...
See a stadium of stars,
目を閉じたとき、
満天の星に包まれるスタジアム*1が見える
Now I stand here by myself
そして今僕は、僕の力でここに立っている
Where My Heart Belongs
僕の心の拠りどころに
I wanted to fly high
I wanted to be strong
I wanted to go farther
And open my mind
僕は高く飛びたかった
強くなりたかった
もっと遠くへ
そして、この心を解き放ちたかった
How many years have passed?
どれほどの時が過ぎただろう
The precious things in life
僕の原動力
Now I stand here by myself
Where My Heart Belongs
僕は今、憧れの場所に自分の力で立っている
Now I stand here by myself
僕は今ここにいる
And I know there's more place where I should be
そして僕は、他にも立つべき場所があると知っている
I'll be there soon
僕はすぐ、そこへ行くよ
How many years have passed?
どれほどの年月が経っただろう
The precious things in life
Remember the dream I drew on my heart
僕が生きる上でなくてはならない
心に描いた夢を思い出す
When I close my eyes I …
See a stadium of stars,
目を閉じたとき、
満天の星に包まれるスタジアムが見える
Now I stand here by myself
Where My Heart Belongs
いま僕は自分の力で、その場所に立っている
Now I stand here by myself
Where My Heart Belongs
僕の心の拠りどころ、
憧れのその場所に僕は立っている
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同じ文のところもニュアンス変えて意訳おおめ。
When I close my eyes I …
See a stadium of stars,
この部分どう訳していいかしばらく悩んでたんですけど、「星のスタジアム」と直訳しても「満天の星空」と訳しても文脈がピンとこなくて。星=ペンライトの光、ととらえると自分の中でしっくりきたのでそう載せました。
例えば「ジャニーズ事務所に入る前に○○のコンサートに行って感動して履歴書を送った」というエピソードはわりとあること。そこで見た光景が忘れられず「目を閉じたとき、ペンライトに包まれたスタジアムが見える」。そしてその日に見たコンサートと同じ場所に立つことが「The precious things in life(人生で大切なもの)」=「僕の原動力(目標)」になるんじゃないかという流れです。
そしてそれが「Remember the dream I drew on my heart(心に描いた夢を思い出す)」の夢にあたる部分でもあるのかな。
「How many years have passed?(どれだけ時間が経っただろう)」は、夢を叶えるためにかかった時間のこと。時間はかかったけどバックJr.としてじゃなく「Now I stand here by myself(今、僕は自分自身の力でここに立っている)」。
それと「And I know there's more place where I should be(そして僕は、他にも立つべき場所があると知っている)」「I'll be there soon(僕はすぐ、そこへ行くよ)」
例えば、憧れて今立っている場所が横浜アリーナだったとして、これから大阪城ホールも名古屋ガイシも福岡マリンメッセにも僕は立つべきだとわかってるよ。すぐそこへ行くねという感じでしょうか。
「Where My Heart Belongs」は、「幼いころに見たコンサート会場に立つことを夢見て生きてきて、時間はかかったけれど自分自身の力で、今その場所に立っている」そんな歌。
この曲をアイドルが歌っているのが素晴らしいなあと思う。ふたりは歌いながら、踊りながら何を思っているんだろう。
当時はそういう話をどこかでしていたのかなあ。
*1:ペンライトが輝くライブ会場のことだと思う