DEAR. アルバム感想 通常盤その1
※ライブについてのネタバレありません
※通常盤その1・通常盤その2・ユニット曲・に分けます。
[DEAR. 全体]
ライブツアーを意識したアルバムということでコンセプトがしっかりしていて、色んなテイストの楽曲がありつつもまとまりを感じる。smartも大人っぽい印象のあるアルバムだったけど、今回のDEAR.は「大人になったJUMPの魅力を堪能してください」との気持ちがこもっているように思う。恋愛の歌も単純な歌詞ではなく、届かなかったりもどかしい気持ちだったり、ファンのことを想ってくれてるのかな?ってものだったりして、歌詞だけでなく表現の面から見ても幅が広くなっている。色々な捉え方ができて楽しい。
今まで可愛くポップなことを多くやってきたJUMPが、このアルバムやツアーで掲げたコンセプトは挑戦的なことでもあったと思う。ファンの人の中には「可愛いほうがJUMPっぽい」「可愛いJUMPが好き」って人も少なからずいるだろうしね。もっと単純なところで「もっと笑顔のJUMPが見たい」とか。
でも「10周年を見据えて、今のJUMPをこんな風に見せたい」と未来と現在とを考えているのがすごく素敵だし、このアルバムほんと癖になる! 今までにない曲ってチャレンジでもあるけど、世界が広がってすごくいいよね。表現の幅が広がるのは素晴らしい。
それから全体的に、歌割が「いい!」と感じるポイントが多かった。彼にここを歌わせるの大正解!!っていうポイント。それは歌ってるひとの歌い方がいいのもあるんだけど。個人的には、大人な曲も多くてってことで、セクシー担当髙木雄也の出番多めじゃないか??ってところが嬉しかった。
さて1曲ずつ書いていきますが、差が激しいのであしからず。memoと称して英語歌詞の意訳が出てきますが、直訳でなくて意訳なので、参考程度にはいいですがあまり真に受けないでください。色々と意味はあります。
熱が入って全曲書ききるのに時間がかかりそうなので、書けている曲たちから先にあげたいと思います。その2はあまり長くならないようにしたいな。。
01.Invitation
ひとりオルゴールを鳴らすところから物語は始まる。
英語そんなに得意じゃない私からすると、英語で案内されるのがもう非現実的な世界へ招待される感覚! スペクタキュラーショウ*1って響きがもう楽しそうすぎる!! 徐々に音が厚くなりワクワクが高まって、そのままMasqueradeへ繋がっていくのがまさに「招待状」!
本当にこの2曲の繋ぎが秀逸すぎて大好き。
02.Masquerade
ファンタジックな「JUMPっぽい」歌詞を、華やかなサウンドが盛り上げる。妖艶というか、怪しげな雰囲気のある音が仮面舞踏会にぴったり。ここでも「My Dear」と、歌詞に「DEAR」が入ってくるのはポイント高い。
間奏の管楽器は聴いているだけでかっこいい!! そこをMVで踊るとまた最高にかっこよくて、こういう部分を入れようと提案した人に拍手を送りたい。やまだかもしれない。やまだGJ。笑
MVだけど、2番でいのちゃんが「ハラリと覗く恋心 僕の指先は見逃さない」で右手をくるくるしている場面が最高すぎる! あの動きを指定した人は天才!!! もっと寄りでくださいと言いたくなる!!!!
いのちゃんも今回、曲によって歌い方を変えてるのが大変セクシー。Tasty Uの「君を奪って駆けていく」も薮ちゃんぽい息の抜き方してて素敵だし、雄也の声を褒めてることが多いけど、盗めるところは盗んで大人の魅力もばんばん出してほしいな。らじらーで口説いてるときのいのちゃんめっちゃエロい声出すからそれが歌にも活きると嬉しいんだけどw
まずそういう歌を今後もコンスタントに出すところからかな。。可愛いJUMPも好きなんだけどね!!
03.RUN de Boo!
これライブでやらないなんてウソでしょ!ってくらい楽しい曲!! イントロからもう楽しい。ハイ楽しい。
だいちゃん→知念ちゃん→いのちゃんの勢いあるAメロはわくわくするし、続くコールのあとから、やまだの声が聴こえてくる流れに泣きそうになってしまう、、
Cメロの歌割がすごく好きなんだけど、ひかけとの「Jump with~」が特に好き! ひかけと兄弟が最近ほんと可愛くて、、、! ちーちゃん裕翔だいちゃんの、声を変えて歌ってるところもすっごく楽しい。落ちサビを歌ってるやぶやまも良い声だし。
この曲は本当にみんな楽しそうに歌っているのにどうしてレコーディング映像が特典につかなかったのだろうかと思わずにいれない。smart、JUMPing CARとずっとレコーディング風景あったの好きだったのに残念すぎて結構ひきずるんだけど。アダルティな歌とかどういう歌い方してるのかめっちゃ気になるんだけど。ブースの中で照れたり、、はしてないかw してないかどうか確認がしたかったよ~!
RUN de Boo!は、ライブで盛り上がるのはもちろんだけど、JUMP担でカラオケに行ってみんなで歌ったら最高に楽しそう。
04.ドリームマスター
その2にて。
05.B.A.B.Y.
その2にて。
06.キミアトラクション
このアルバム唯一のシングル曲。年末の歌番組でもたくさん披露して、すっかり聴き慣れたつもりだったけど久しぶりに聴くとキミアトって本当にいい曲だなあ。あと知ってる曲が流れてくると安心感がある。
可愛いしキャッチーだし疾走感がまじアトラクションだし、何よりタイトルがいいよね~発表されたときのことよく覚えてる。そしてジェットコースターラブポップチューンって考えた人は天才じゃないかしら。
曲を聴くと頭のなかでJUMPが踊って、このフォーメーションダンスも含めて可愛いJUMPを象徴する曲だなあと思う。
07.Special Love
この曲はバラードかな~と思っていて、きれいなメロディから始まってすぐアップテンポになり、おやおやと思っていたらラップに近いくらいの勢いで歌が始まって驚いた。でも背中を押す前向きな歌詞が素敵で、すぐにこの曲好き!と思った。1曲聴いて大サビにはコールを覚えられる、耳なじみのいい曲。
1番2番Aメロの
"I can do it." Shout it out!
(「自分ならできる」 叫べ!)
"You can get it!" I believe
(「君ならできる!」 信じてるよ
この部分から続く「HELLO」は、仕事や学校に行ったときのことを歌っている気がしていて、朝のあいさつをする自分の背中を押してくれるすごくいい歌詞だなと。毎朝出勤してきて、扉を開けて「おはようございます」って言うときってなんかこう、、、ある種の特別な時間だし、JUMPが追い風になるよ、ひとりじゃないよ、特別な君へ、って言ってくれるのは、すごく救われる人もいるんじゃないかなあ。
裕翔の「君にしかできないことがきっとある」も響くよね、あの真っ直ぐな歌声を大事にしてほしいよ。
雑誌にあった通り、キーがめちゃくちゃ高い。。これが歌えるJUMPは本当にすごいな。キミアトとかも結構高めだし基本彼らの曲は高いけど、普段どんなボイストレーニングをしているんだろうと最近気になっている。
memo
[Show me what you got!!](何ができるのか)見せてみろよ!
[Life is crazy だけど Amazing]人生はまともじゃない、だけど素晴らしい
08.Dear.
つづりのニュアンスは少し違うけど、表題曲でありツアータイトルでもある曲ということで、ここにアルバムとツアーに込められたメッセージがあるんだろう。やまだが「JUMPから親愛なるファンのみんなに向けて歌った曲。とらえ方はそれぞれかもしれないけど、いつもありがとうっていう感謝の気持ちを込めたよ*2」と話しているのを見て、なるほどなぁと。
「仮面舞踏会」「プロム」って煌びやかで華やかでちょっと妖しい雰囲気がコンセプトとしてあったとしても、「DEAR.」と付くかぎり、届けたいのはファンのみんなで、伝えたいことはいつもありがとうなんだよね。そういうところはやっぱり山田らしいし、JUMPらしいなと感じた。
惹き込まれるイントロの美しさ。。シロセさんの楽曲は「ignition」も大好き。バラードで輝くやまだの歌声だいすきだよ~こういう曲はやさしい声になるから涙が出るぜ。
そしてやぶやまの落ちサビが好きすぎてつらい。来年またアルバム出すことになったら、ユニット曲を薮ちゃんと一緒にやってほしい。いや、来年なんてわがままは言わない、いつかふたりでやってほしい。お願いだ。。
薮ちゃんの上ハモが美しすぎるんだもん。薮ちゃんは表現力もあるし色気もあるしハモリうまいしそもそも歌が上手いしっていうか薮ちゃんの歌が好きだ!!!!
09.Eternal
いのありで始まったかと思えば、Cメロでまさか交互に歌うとは。Cメロとても好き! その発想はなかった~!と思って。
この曲は結婚式にも流せるなあ、と思うのだけど、JUMPもそのうちコテコテの結婚式ソングを歌うようになるかな? ゼクシィの歌とか歌ってほしいな?
10.SUPERMAN
やまだのフェイクと、そこからの薮ちゃんの「いつも君が Make me stronger」が無性に胸にくるんだ。。
いつも君が Make me stronger
【いつもきみが、僕を強くしてくれる】
Baby, I'm your SUPERMAN
【僕はきみのスーパーマンだ】
あー、JUMPってファンにとってのスーパーマンになりたいよなあ、そりゃそうだよな男だもん。と思うと27時間テレビでのことが頭をよぎった。いつでも完璧じゃないところがJUMPらしいなんて本当は言われたくないよね。一発で決めたいに決まってたよね、ってめちゃくちゃ切なくなってしまった。失敗して嫌いになることなんてないけど、カッコつけたい部分や、「みんな自慢のJUMP」でいたいっていうのは彼らにもあるだろうなあと。
でも大事なのはそこだけじゃなくてさ。私たちに毎日笑顔や元気をくれて、幸せにしてくれるJUMPはもう立派なスーパーマンだなあと思うわけ。JUMPが見る「壮大な夢」を見たいし、頂上へ連れて行ってほしいよね。
なんだか思い出の曲になりそうだなと直感した。通常盤に入っている曲の中では、今のところ一番好き。
1番と2番で、やぶやまパートが反対になるところが好きすぎる。あそこ何だろう、Bメロかな。3つに分かれてると何メロなのかわからなくなる。。同じメロディでも、それぞれの歌い方に特徴や味があって素敵。
memo
[Nothing's gonna stop me]僕を止めるものは何もない
[Just like SUPERMAN]まるでスーパーマン
[Never let you go]決して離さない
[Now get down]さあ(現状いる場所から)飛び降りよう? さあ行こう?
[Cuz]=because
[Don't let go]手放すな
[You drive me crazy]きみが僕を狂わせる
[bring it on]かかってこい
[By your side]そばにいる
11.order
最初聴いたとき何が始まったかとおもったブギブギだいちゃん。これめちゃくちゃオシャレな曲!!
「order」と聞いてパッと浮かぶ意味は「命令」なんだけど、この曲は歌詞にもたびたび出てくる「順序」がタイトルの意味としてはふさわしいのかな。恋愛の順序を歌った曲と思うと、なかなか切実なことが歌われている。「だいたいこんな順序で恋は始まるのに、たいてい夢のまま無駄になっていく」というのはなんだかアイドルの恋みたいだ。
続いて「戻れないところまで好きになって、本当はこんなはずじゃないと叫ぶ」これがいつもの恋愛パターン(順序)なのかな。「僕に溺れてよ」と言いながら本音を探したり、ただ「好き」と言えたら単純なのに。とかね、思わせぶりなことは言えるけど決定的なことを口にしたら負けみたいな。臆病者の恋、とも感じられる歌詞だなあ。深いな~。
memo
[No way, no way]まさか、ありえない
[Eveything's gonna be in vain]全ては無駄になる
12.Tasty U
「愛したい」からの「How many jealousy?」連呼で、ジェラシーといえば中島健ティーな私は「ただならぬ歌が始まった。。」と思った。聴き進めていくうちにその気持ちは色んな意味で強くなる。JUMPの歌詞で「淫らに」と出てくるとドキッとしてしまうなあ。
人妻と関係を持って、サヨナラしたい気持ちはあるけどその話題に触れることもできず今日もまた、、、という風に解釈してるけど、そんな楽曲を歌うJUMPって!大人になったなー!カモナマイハウス僕が好き?彼が好き?どころの話じゃなくなってるよw
光くんがよく「君とロマンスに揺れる約束さ」がおしゃれだって言ってたし、そう思うけど結構この歌の中で聴くと重いね。「あの夜」は約束を交わした夜で、おやすみをすると、その日に気持ちが戻っちゃう。結果さよならは言えず、また繰り返してしまった言い訳に変わる言葉を考えて、、、それで「愛したい」だもんね。切ないな。
一貫して「愛してる」、じゃなく「愛したい」「愛して」なのが深い。タイトルの「Tasty U」は「あなたと過ごす時間を噛みしめる」みたいな意味なのかな。
2番のAメロにくる圭人のソロがとても好き! 圭人のセクシーな声ももっと聴きたいなあ、いい声だから。ぜひ表現の幅を広げてほしい。ソロいっぱいくれー。
memo
[Can you love me?]愛してくれる?
↑これは女性側のセリフなのかな? どっちが言ってても切ないね。
13.スローモーション
その2にて。
14.愛のシュビドゥバ
その2にて。
15.KISS Diary
その2にて。
16.Brand New World
最初聴いたとき「これめっちゃディズニーやん!」と思った。これもまたキーが高くてびっくりしたw
「Brand New World=新しい世界」にふさわしい壮大な曲。これからのJUMPの世界はもっともっと大きく広がっていくんだということを想像させる。今よりもっとたくさん活躍してくれる未来、10周年のその先へ! って空気感がとても素敵。見たことのない場所の景色を一緒に見たいよね。
でもこれからどんどんライブのチケットが当たらなくなっていくかと思うと超つらいけどね~~;;
17.From.
かわいい曲。幸せになれる曲。「Dear.」が「Dear.ファンのみんな」だとしたら、「From.]は「From.Hey!Say!JUMP」、と思って受け取るとまた素敵なメッセージ性があるね。アルバム全体を通して、ファンのみんなへ届けたいJUMP、ってのはもちろんあると思うけど、具体的に伝えたいメッセージとしては「Dear.」と「From.」に込められているように感じる。
でもその2曲ともさ、こっちがJUMPに思ってることでもあるよね。特に「From.」の
君と同じ時代に生まれてきた僕らはツイてる
色とりどりの君よ
その笑顔で 世界の空に愛のシャワーを放て!
涙だって明日の種を芽吹かせる
君のくれる毎日が僕の宝物だよ
このあたりは、そっくりそのままお返しします!って思う~~色とりどりのJUMPの笑顔を見て毎日すごく幸せになるもんね。マジサンの「その笑顔をただ守りたい」って、私もJUMPに対して思うなあ。まあ守るなんておこがましいことだけど、、ずっと笑顔でいてくれたら嬉しいよね。
木曜だけめざましテレビ見るために朝5時半に起きるのも、リアルタイムでいのちゃんの笑顔を見たいってのがあるし、それで1日仕事がんばろう!って思って出かけられるもん。普段なら7時起きなのにさw
メンバーみんなが好きで、ボーナストラックとして入った1曲、というのもまた嬉しいものですね。みんなの優しい声がとても素敵だし、楽しい元気になれる曲。
以上、新規が書くアルバム感想 その1でしたーーー。その2、ユニット曲もぼちぼち書きます!